フィリピン留学の準備中に考えることと言えば、現地での服装ですよね。
旅行で3~4泊するのとは違って、1週間以上の留学となると、着る服も迷ってしまいますよね。
今回は、フィリピン留学中の服装で注意したいことをまとめてご紹介したいと思います。
1.服装についての注意点
まず最初に、服装について注意しなければならない点を4つ見ていきましょう。
金目のものを身に付けるのを避ける
フィリピンのセブ島はリゾート地として日本でも有名ですが、それでも日本のリゾート地と同じだと思ってはいけません。
まだまだ貧しい人が多いフィリピンでは、金目のものをつけて歩いているとスリのターゲットにされてしまうことがあります。
ブランド物の洋服やアクセサリー、バッグなどを身につけていると、明らかに観光客だと思われてしまい、思わぬところでぼったくりにあったりすることも。
留学にきたなら、なるべく普段日本で着ているような高価なものを身に付けるのはやめて、
動きづらい、歩きづらい服装を避ける
留学中は炎天下の中、歩いて移動することもあるでしょう。お金に余裕がある場合は、タクシーで移動すればいいですが、これくらいの距離なら歩こう、と思うこともありますよね。
フィリピンの道は都市部でもまだまだ舗装されていないところが多く、歩道と車道の区切りもなく、歩きづらいことがよくあります。
また、物乞いなどにあった時も、歩きやすい服装なら早歩きで立ち去ることができますよね。
自分の身を思わぬ事件や事故から守るためにも、シンプルで動きやすい服装(Tシャツにジーパンなど)がおすすめです。
ヒールのある靴を履くのを避ける
歩きづらいという点で、女性はヒールのある靴を履くのは避けましょう。上でも説明したように、舗装されていない道でヒールが引っかかってしまったり、焦って道路を渡る時に挫いてしまったりと良いことがありません。
歩きやすいスニーカー、スリッポン、ビーチサンダル、ペタンコサンダルなどがおすすめです。
露出しすぎを避ける
こちらも特に女性が気を付けるべき点ですが、過度な露出も控えましょう。そもそも留学が目的なので、肌の露出が多い服装をする必要もないですよね。
未だ売春などが多いフィリピン、思わぬ事件に巻き込まれてしまうかもしれません。
2.服装についてのおすすめ
続いて、服装についてのおすすめです。実際に私自身が長期滞在中にやってきたことも合わせてご紹介します。
長袖の羽織りを持ち歩く
常夏の国・フィリピンですが、だからといってノースリーブやTシャツだけを持っていって、長袖を1枚も持って行かないと痛い目を見ます。
長袖が間違いなく必要なのが室内。外が暑い分、室内がこれでもかってほど冷えていることが多いのです。
例えばタクシーの中や、レストランの中など、例え短時間でも身体が急激に冷えてしまう原因となります。
室内が寒いなと感じた時に、長袖のカーディガンや、薄手のストールなどがあると便利です。
現地で安めのTシャツなどをそろえる
あまり余分な荷物を持っていきたくない方には、現地で調達して、留学期間中はそれを着て過ごし、留学終わりに寄付して帰るというサイクル。
最終的には荷物も来たときの少ないままなので、服装の分のスペースを大きく空けられます。
現地で買うTシャツは安いもので50~100ペソ(約120~250円)くらいなので、洗濯して着まわすと考えてもそんなに金銭的に負担にもならないでしょう。
また、現地で買った服を着ていれば、高級なものだと思われることもなくスリにあう可能性も減るかもしれません。
⇒実際に自分が1年間フィリピン滞在中に行っていたことです。日本からは最低限の服だけ持ってきて、あとは全部現地でそろえていました。
安いのに、意外と可愛くてオシャレな服も多く、買い物も楽しかったですよ。気に入った服だけ日本に持って帰りました。
念のためのセキュリティーマネーベルト装備
[出典:http://amzn.asia/8cN6GhC]
- 価格:¥880(Amazon.jpより)
実際に危険な目にあうかどうかはわかりませんが、念には念をといったところでしょうか。
セキュリティーマネーベルトと呼ばれる薄型のベルトタイプのポーチを、腰に装着してその上からズボンを履きます。
大金やクレジットカードなどの貴重品を持ち歩くときは、このセキュリティーマネーベルトに入れておきましょう。
最悪、スリにあって鞄をとられても、全て失うことは避けられるでしょう。
まとめ
以上、フィリピン留学の際の服装の注意点についてご紹介しました。
もちろん、今回紹介した注意すべき服装をしていたからといって必ずしも危ない目にあうわけではないし、むしろ何も怖い経験をしないまま、留学を終える人の方が多いくらいです。
しかし、だからと言って油断は禁物。実際に何かあったときに、対策をしていなかった自分の責任にもなりかねません。
どんなにオシャレしたい、好きなファッションで出歩きたいと思っても、それが思わぬ事件や事故につながる可能性があることを忘れずに、気を付けながら留学を楽しみましょう。