フィリピン留学中は、現地のローカルレストランや食堂で食事をとることになるでしょう。
思いっきりローカルな屋台などもあれば、日本とさほど変わらないオシャレなレストランも多いフィリピン。ついつい日本にいるときと変わらず飲食しそうですが油断は禁物!
今回は、フィリピンで生活する上で必要不可欠!食事するときに注意することをまとめてご紹介したいと思います。
- 冷たいもの・水に注意!
- 屋台など衛生面に注意!
- 取り皿・スプーン・瓶のフチは口をつける前にナプキンで拭く
- 甘すぎ、しょっぱすぎ注意報!濃い味が多いフィリピン
- 盗難など治安面でも油断禁物!
それでは、順番に見ていきましょう^^
1.冷たいもの・水に注意!
まず最初に、常夏の国フィリピンでは、アイスクリームや氷、水を使った食べ物・デザートが多いです。
特に注意すべきなのが、屋台などで売っているかき氷・フルーツジュース・アイスクリーム・ハロハロ(アイスと氷、果物などを混ぜたデザート)など。
そもそも、フィリピンの下水道は日本と違って飲料水として飲むことはできません。薬を飲むときや、口をゆすぐ時でさえも、ペットボトルのお水を使うほど。(自分は口をゆすぐときはめんどくさくて水道水でした。笑)
ちゃんとしたレストランやカフェのものは問題ありませんが、屋台やローカルの水ものには要注意です。美味しそうに見えるし、ついついフィリピンぽさを味わいたくて買って飲んで(食べて)みたら、翌日トイレから出られない留学生さんも見てきました。
味やお腹の調子が少しでも良くないと思ったら無理して全部飲もうとせずに途中で止めましょう。お腹を壊してからじゃ遅いです。まずは疑ってかかりましょう。
2.屋台など衛生面に注意!
水ものに引き続き、同じく屋台で売っているものには、衛生面で注意が必要。
いくら安いからといって痛みが激しい野菜や果物を買うのは避けましょう。食中毒などの感染症はどのタイミングで体調に影響するかわかりません。
安さに負けて屋台のものばかり食べていると栄養が偏ってしまい、それによって免疫が落ちて食中毒にかかりやすいなんて何とも悪循環ですよね。
3.取り皿・スプーン・瓶のフチは口をつける前にナプキンで拭く
こちらも衛生面に繋がりますが、レストランで出てくる取り皿やスプーン・フォークなどは日本のようにちゃんと殺菌できているのか、ちょっと怪しいところです。
特に屋外のレストランなら尚更。熱湯で殺菌してから出しているレストランが多いですが、念のため、直接口をつけるところはナプキンをもらって軽く拭いておくといいでしょう。
自分も、取り皿・スプーン・フォークは最初に拭くようにしています。アルコール除菌ジェルも持ち歩いて食べる前に手をしっかり除菌します。
また、フィリピンではビールなどは瓶のまま出てきて、コップに注がずにそのまま飲むことがほとんどです。この時も飲み口をナプキンで軽く拭いてから飲んだ方が良いでしょう。
4.甘すぎ、しょっぱすぎ注意報!濃い味が多いフィリピン
フィリピン料理は味が濃いものが多いです。ソースやドレッシングなども日本だったらどう見ても「かけすぎじゃない?」と思うものも、フィリピン人がおいしそうに食べています。
コーヒーなども「キャラメル」とか「ヘーゼルナッツ」とかを選ぶと、どんだけ砂糖やらクリームやら入れたんだろう、と思うくらい、殺人級の甘さになっています。
これは薄味に慣れている日本人にとってはキツイかもしれません。
ソースやドレッシングを少なめにしてほしい場合は・・・
- “No dressing, please.”(ドレッシング無しでお願いします。)
- “Less sauce, please.”(ソース少なめでお願いします。)
上記のような表現で相手に伝えておきましょう。
5.盗難など治安面でも油断禁物!
最後に、食事そのものだけでなく、食事をしている間も、油断は禁物です。
日本では食事中も、みんなスマホやカメラをテーブルの上に置いたままにしておきますよね。これ、フィリピンでは絶対厳禁。「どうぞ盗って下さい」と言っているようなものです。
通路側に何気なく置いておいた携帯が2分後にはなくなっていたなんてよくあることです。しかも全てそんなところに置いていた自分の責任なのです。自分の持ち物はしっかり自分で守りましょう。
特にスマホはフィリピンでは高級品。高額で売ることができるので狙われやすいです。食べ物の写メを撮ったあと、つい油断して携帯をテーブルに置きっぱなし、なんてことにならないように気を付けましょう。
まとめ
以上、フィリピンで生活する上で必要不可欠!食事するときに注意することをまとめてご紹介しました。
衛生面に関しては、気にしすぎると今度は何も食べられなくなってしまうので、最低限注意するくらいでいいと思います。実際に、屋台のものを食べていても一切お腹を壊すことなく元気な人もいれば、今まで平気だったのに、突然お腹が悲鳴をあげる人もいます。
せめて、アルコール除菌シートやジェルなどを持ち運ぶなどして、食べる前はアルコールで手を除菌するなど、手軽にできることから始めましょう。
味の濃さに関しては、個人の好み次第でしょう。
盗難に関しては、盗られた方にも非があった、スキがあった、油断していたというパターンが多いのが事実です。今一度、自分が盗まれてもおかしくないような行為をしていないか見直してみましょう。
是非、フィリピン生活中の参考にしてみて下さい^^☆