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フィリピン渡航の前に知っておいてほしい!留学の注意点まとめ

近年、日本人の多くがフィリピン留学に興味を持ち、英語学習の場として活用しています。

フィリピン留学の魅力は、なんといっても「日本からの距離が近い」ことと「留学費用が安いこと」。若い学生さんを中心に人気のフィリピン留学ですが、まだまだ発展途上の部分が多いフィリピンだからこその気を付けなければならない点も。

今回は、フィリピン留学における注意点について、まとめてご紹介したいと思います。

【1】フィリピン入国の際の注意点

近年、フィリピンには多くの日本人が観光や留学、仕事などで訪れています。

その中には、残念ながら適切なビザを持たないまま働いてお金を稼いでいたり、不適切なビザで滞在していたりする人もいて、フィリピン政府や、入国管理局は怪しいと思った相手はとことん警戒し、特に入国に関しては厳しい目を向けられます。

以下、入国の際に気を付けた方が良いことをいくつかご紹介します。

余計なことは言わない

不法滞在や、違法労働者が増えるフィリピン。入国管理は年々厳しくなっています。フィリピン入国の際はこちらから余計な情報発信はせずに、聞かれたことだけに答えるようにしましょう。

留学の目的は絶対に「観光」

フィリピン入国の際にフィリピン滞在の理由(Reason/Purpose)を聞かれたとき、間違っても「STUDY(勉強)」と答えてはいけません。

なぜなら、入国の時点であなたはまだSSP(就学許可証)を申請していないから。もし入国の際に渡航目的を聞かれたら必ず「SIGHTSEEING(観光)」と答えましょう。

フィリピン出国の航空券の控え用意

フィリピンに渡航の際は、必ずフィリピンに入国する航空券と出国する航空券が必要。日本からの往復航空券、またはフィリピンから第3国へのチケットがないと、入国さえもさせてもらえないことがあります。

フィリピン出国の航空券の控えをプリントアウトして用意おきましょう。提示を求められるかどうかはわかりませんが、持っていなかったときのトラブルを考えると恐ろしいです。

パスポートのスタンプの数が多い、フィリピンへの渡航履歴が多い人は要注意

海外旅行が好きでたくさんの国への渡航歴がある方、またフィリピンが好きで昔から何度も渡航している方も要注意。まれにですが、怪しい人物だと思われることがあります。(私もそうでした。。苦笑)

下手に変な言い訳や、滞在の詳細を話そうとせず、「I like this country.(この国が好きです)」「I have some friends.(友達がいるんです)」など、無難な回答にとどめておきましょう。

【2】フィリピン滞在中の注意点

続いて、フィリピン滞在中の注意点について、代表的なことをピックアップしてご紹介します。

スマートフォンは絶対に見えるところに置かない

日本では誰もが当たり前に持っているスマホですが、フィリピンではまだまだ高級品扱い。

iPhoneなどのスマホのSIMを抜き取れば、本体を高額で売ることができるので、スマホを持っていることがバレれば狙われます。

特に、普段ボトムのお尻のポケットに携帯を入れている方、カバンのポケットに携帯を入れている方、要注意です。気を抜いている時が命取り。道を歩いている時は、所持品に十分気を使いましょう。

金目のものを身につけて歩かない

こちらも、スマホに引き続き、日本とは全く状況が違うことを覚えておきましょう。金目のものを身に付けていると、スリなどのターゲットになってしまいます。

フィリピンで道を歩くときは自己防衛が第一。ターゲットにされないよう、とにかく金目のものは身に付けない、速足で歩く、現地で購入した服を着るなど、工夫してみましょう。

現地の人の真似をしてみるのもおもしろいですよ。(私がフィリピンで長期で働いていたときは、現地で買った服を着て、フィリピン人に一体化することを意識していました。笑)

ストリートチルドレン(物乞いの子供)にお金をあげない

フィリピンにはストリートチルドレンと呼ばれる物乞いの子供たちが道端にたくさんいます。ホームレスもたくさんいます。思わずかわいそうになってお金や物をあげたくなってしまうかもしれないですが、それはNGです。

いったん一人の子にお金や物をあげてしまうと、次から次へと子供が群がってきて、自分も何かもらおうと必死になったり、無理矢理何かを剥ぎ取ろうとする子もいます。

また、実際問題、子供にあげたお金が本当にその子の手に渡っているかどうかはわかりません。裏で手を引いて子供に物乞いをさせているパターンも考えられます。

いずれにせよ、中途半端にかかわったところで、彼らを根本から助けることはできません。まずは自分の身を守ることを第一に、目を合わせずに早歩きで通り過ぎましょう。

夜中に一人で出歩かない

フィリピンはまだまだ治安の悪い地域が多いのが現状。比較的安全と言われるリゾート地セブ島でさえも、夜遅くに日本人が一人で道を歩くのは危険です。

暗くなったらまずは出歩かないことを第一に、どうしても外出が必要な場合は、タクシーを呼ぶなどして、もしもの時に備えましょう。

ぼったくりに注意

スリが多ければ、ぼったくりも非常に多いフィリピン。現地の相場を知らなければ、大損をしてしまう可能性もあります。

例えば、タクシーの運賃。たいていのタクシーにはメーターがついており、乗車時にメーターを発動させますが、タクシードライバーがわざとメーターを発動させずに、降車時に法外な値段をふっかけてくることも。

特に空港から市内までのタクシー料金には注意が必要です。入国したばかりで相場のわからない旅行客だと思って、ぼったくられてしまうかもしれません。

もう1つの例としては外貨両替。各都市の市内にはたくさんの外貨両替所で溢れていますが、場所によってはレートが悪いどころか、明らかにぼったくっているところも。

安易に大金を両替する前に、留学予定の学校のスタッフさんにレートが良くて信頼できる両替所を教えてもらいましょう。

【3】フィリピン人と接する時の注意点

最後に、意外と知っておいた方が良い、フィリピン人と接する時の注意点をいくつか見ていきましょう。

全員が一概にこうとは言えませんが、経験上多くの場合で当てはまるので、参考にしてみて下さい。

「ニホンジンダイスキ」フィリピン人に注意

「ニホンジンダイスキ」「ニホンゴベンキョウシテル」、この手のセリフで近づいてくるフィリピン人、要注意です。

こうやって説明すると明らかに怪しいとはわかるのですが、実際にフィリピン留学中に日本語で話しかけられたら嬉しくなってつい話がはずみ仲良くなってしまった、なんていうこともざらにあるのです。

しかし、この手の流れで仲良くなって、いいことはほとんどありません。たいていは家に連れていかれて、仲間と一緒にグルになって金目のものを取ろうとしていたり、もっと怖い場合はレイプや殺人に発展することも。

特に日本人は控えめで「NO」と言えない性格がゆえ、狙われやすいのが現実です。話しかけてきても、はっきり「NO」と言ったり、聞こえない・わからないふりをして早歩きで通り過ぎましょう

フィリピン人はプライドが高い

フィリピン人の典型的な性格⇒プライドが高い

フィリピンに長期滞在したり、フィリピン人と深くかかわると見えてくる”フィリピンあるある”の1つです。

プライドが高いゆえ、人前で怒られたり、恥をさらされるのが大嫌いなので、フィリピン人と上手くやっていきたいと思うなら、どんなに仲良くなっても度が過ぎてけなしたり、バカにしたりするのは厳禁です。

フィリピン人は一度相手を嫌ったら、とことんダメ

基本的にのんびり屋で穏やかな性格の人が多いフィリピン人ですが、プライドの高さも相まって一度嫌いになった相手を好きになることはほとんどありません。

どんなに仲が良くても何か問題があってぶつかって、相手に対して「嫌い」「苦手」と思ったら心を閉ざしてしまいます

また攻撃的な態度をとる相手に対しても、壁をつくりがちなので、フィリピン人講師と打ち解けたいなら、まずは優しく穏やかにお互い良い関係を築けるような態度を心がけましょう。

フィリピン人はピュアだけど嫉妬深い

正義感が強くて、とってもピュア。フィリピン人のピュアさから学べることはたくさんあります。

しかし、その一方でピュアで真っ直ぐなため、独占欲や嫉妬を表に出しがちになってしまうことも。日本人の特性とは異なりますが、文化や性格の違いとして理解してあげましょう。

正直で、相手の言ったことをそのまま受け止めて信じるピュアなフィリピン人はとっても多いです。そんな相手に応えるときは、こちらも同じように、偽りなく正直に対応しましょう。

まとめ

以上、フィリピン留学における注意点について、ご紹介しました。

フィリピン入国の際の注意点

  • 余計なことは言わない
  • 留学の目的は絶対に「観光」
  • フィリピン出国の航空券の控え用意
  • パスポートのスタンプの数が多い、フィリピンへの渡航履歴が多い人は要注意

フィリピン滞在中の注意点

  • スマートフォンは絶対に見えるところに置かない
  • 金目のものを身につけて歩かない
  • ストリートチルドレン(物乞いの子供)にお金をあげない
  • 夜中に一人で出歩かない
  • ぼったくりに注意

フィリピン人と接する時の注意点

  • 「ニホンジンダイスキ」フィリピン人に注意
  • フィリピン人はプライドが高い
  • フィリピン人は一度相手を嫌ったら、とことんダメ
  • フィリピン人はピュアだけど嫉妬深い

今回紹介したのはほんの一部で、細かい注意点をあげればキリがないですが、最低限の注意点として知っておいて損はないものばかりです。

是非、フィリピン留学の参考にしてみて下さい!

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