リゾート地で遊んだり、海遊びしたりと、常夏のフィリピンは楽しいアクティビティーがたくさん!しかし、そんな常夏のリゾート地だからこそ気を付けなければならないことがあります。
・・・それは日焼け!そもそもフィリピンの日差し(紫外線)は日本とはレベルが違います。
男女共に、健康的に日焼けする分にはいいですが、何もケアしていないと日焼けどころかやけどになってしまい、後で痛~い思いをすることも。また、女性はシミ・そばかすなども気になりますよね。
今回は、フィリピン留学/旅行で絶対に用意しておきたい日焼け止めについて。日本から持って行く場合と現地で購入する場合、また状況に合わせたおすすめをまとめてご紹介したいと思います。
- 日本で日焼け止めを買って持って行く場合のおすすめ
- フィリピンの現地で買える日焼け止めのおすすめ
- 日焼けというよりやけどに注意!お肌を守る万全のケアを!
それでは、順番に見ていきましょう^^
1.日本で日焼け止めを買って持って行く場合のおすすめ
日本が寒い冬でも、フィリピンは暑い夏です。現地についてスグに日焼け止めを買える状況かどうかはわからないので、まずは1つ日本から日焼け止めを持って行くようにしましょう。
冬場で店頭に日焼け止めが置いていないときは、ネット通販などで手に入れておきましょう。
以下、日本で買える海外(日差しが強いリゾート地)でも通用するおすすめの日焼け止めのタイプをご紹介します。
SPF 50+ の日焼け止め
日焼け止めを探しているときに選ぶ基準として挙げられるのがSPF。SPFとは【Sun Protection Factor】の略で紫外線防御指数のことです。
SPFが防御してくれるのは紫外線B派。紫外線B派を浴びることにより、やけどや皮膚の炎症の原因となります。悪化すると皮膚がんの原因にも。
このSPFの数値が大きいほど、紫外線からお肌を守ってくれる時間が長くなります。つまり、フィリピンで海遊びをする時、ビーチで遊ぶ時などは、最大数値のSPF50+の強力なものがおすすめです。
ただし、注意点としてはSPFの数値が大きいものは肌への負担も大きいということ。日本の普段の生活であればSPF30+くらいで十分です。50+は日本での海遊び用、フィリピン用として用意しておくのがいいでしょう。
Biore さらさら UVアクアリッチ ウォータリージェル
[出典:http://www.amazon.co.jp/dp/B00SM99KVG]
- SPF 50+
- PA ++++
画像は、お馴染み「ビオレ」の日焼け止めUVアクアリッチ。全身のばしやすい水感ジェルが、紫外線をしっかりカットしながら、同時に美容液成分配合で保湿効果も。日本でも大人気の商品です。(顔&ボディ用)
PA ++++(4プラス)の日焼け止め
SPFと同じくよく目にするのがPA。PAとは【Protection grade of UVA】の略で、紫外線A派から肌を守り、肌が黒くなるのを防ぐ役割を果たしています。
紫外線A波による肌へのダメージは、紫外線B派に比べてスグにはわかりません。しかし実際は皮膚の奥まで到達して、将来的に色素沈着や、しみ、しわ、たるみの原因になっているのです。
美容や美白を意識する、特に加齢によるお肌の劣化が気になり始めた女性には、PAの数値はとっても重要。紫外線が強いフィリピンでは最大値のPA++++(4プラス)を使うようにしましょう。
こちらもSPF同様、紫外線をブロックする力が強い分、肌への負担も大きいので、お肌の様子は常に見ておきましょう。
ALLIE(アリー)エクストラUVジェル ミネラルモイスト
[出典:http://www.amazon.co.jp/dp/B00BKCZDE0]
- SPF 50+
- PA ++++
『カネボウ』から有名な日焼け止めシリーズ「ALLIE」のエクストラUVジェル。(顔&ボディ用)
水分たっぷりのウォーターベースの日焼け止めジェルで、紫外線による乾燥からもお肌を守ります。ウォータープルーフなので、マリンスポーツや海遊び時にピッタリですよ。
プラスアルファで日焼け止めスプレー
[出典:http://www.amazon.co.jp/dp/B01BBUFGK6]
暑いフィリピンではちょっと街を歩くだけでも汗だくになります。朝ぬった日焼け止めも気付いたら汗ですっかりとれてしまっているなんてことも。
落ち着いてぬり直せればいいですが、そんな時間もないときは、日焼け止めスプレーを鞄に忍ばせておきましょう。
スパルタ留学などで1日のほとんど学校(室内)にこもっている場合は、2種類の日焼け止めを使い分けよう!
フィリピン留学の場合、学校によってはスパルタで朝から晩まで授業や勉強で忙しく、平日はほとんど学校から出ないという生徒さんも多いです。
室内で過ごす時間が多いのに、SPFやPAの高い数値のもので肌に負担をかけるのも心配ですよね。
お肌への負担が気になる方は、外遊び用のSPF・PAの最大値のものと、普段(平日)用(SPF30+程度&PA+++程度)を使い分けてみましょう。
2.フィリピンの現地で買える日焼け止めのおすすめ
続いて、日本から日焼け止めを持ってくるのを忘れてしまった、使い切ってしまった、現地での日焼け止めを使ってみたい、そんな方におすすめのアイテムを以下2つご紹介します。
NIVEA(ニベア) -Protection Sun Lotion-
[出典:http://www.nivea.ph/products/Sun-Care]
日本でもお馴染みの「NIVEA」シリーズはフィリピンでも人気です。SPF50+でしっかり紫外線からお肌を守ります。
紫外線ブロックに加えてホワイトニング効果のあるものと、保湿効果のあるものの2種類。お肌に合わせて選びましょう。
Vaseline(ヴァセリン) -Healthy Sunblock-
[出典:http://www.skinmatters.com.ph/reviews/article/id-122/vaseline-healthy-spf-30-sunblock/]
世界的に有名な「Vaseline」もフィリピンで人気のブランドです。日本でも保湿ケアなど昔から多くの人に愛用されていますよね。
SPF 30 / PA++でお肌を紫外線からしっかり守ってくれます。1日中海で遊ぶなら、SPF50でしっかり守る「NIVEA」、普段の生活で使うなら「Vaseline」のHealthy Sunblockがおすすめです。
3.日焼けというよりやけどに注意!お肌を守る万全のケアを!
最後に、こんがり小麦色肌に憧れて、むしろ日焼けしたい!という方もいるかもしれません。フィリピン生活が楽しすぎてついつい日焼け止めを忘れて海で思いっきり遊んじゃった、そんな方もいるでしょう。
日差しをたっぷり浴びることは悪いことではありません。しかし、気を付けなければならないのが皮膚への負担。日焼けが悪化してやけどレベルになってしまったり、敏感肌がさらに悪化してしまうこともあるのです。
敏感肌の人は現地のものより、日本製のものを持って行こう
敏感肌やお肌が弱い方は、使い慣れた日本製の【敏感肌用】日焼け止めやクリームを忘れずに持っていきましょう。
日本では、敏感肌用に負担が少ない製品を優れた技術で開発していますが、フィリピンや海外の他の国でも同じように手に入れるのは難しいです。
その土地に合った肌の色や、皮膚の質に合わせた商品が開発されているので、製品の品質以前に海外製品が日本人の肌に合わないのはある意味当たり前でしょう。
特に、肌に直接つけるものに関しては信頼できるものを使いたいですよね。敏感肌の人はもちろん、お肌のケアが心配な人は、品質が良く自分の肌に合う日本製のものを持って行くことをおすすめします。
日焼け後にはクリームやジェルなどでの保湿を忘れずに
日焼け後、身体が真っ赤に焼けてシャワーが痛い、服を着るのも痛いなんて経験ありませんか?
これは、皮膚が炎症を起こしてしまっているから。つまりやけどと同じ状況なのです。赤くなって熱が引かない、ずっと熱くて痛い場合は、まずは熱を持っている部分を冷やしましょう。
- 焼けた部分を適温の水にあてる
- ビニールに水を入れて肩や腕に乗せて冷やす
- 冷えピタシート的なもの(現地でも売っています)を貼る
このようにしてとにかく熱を下げます。
冷やすのと同時に忘れてはならないのが保湿。いつもよりたっぷり化粧水・乳液をつけて保湿します。身体も同様、スキンジェルなどを1本日本から持って行くのもおすすめです。
化粧水を冷蔵庫で冷やしておいて、熱冷まし&保湿を同時に行うのも効果的ですよ。
この【熱を冷ます+保湿】を日焼け後すぐに行うことが重要です。皮膚病ややけどの症状がひどくなって病院のお世話になる前に、しっかりとケアをしてあげましょう。
まとめ
以上、フィリピン留学/旅行で絶対に用意しておきたい日焼け止めについて。日本から持って行く場合と現地で購入する場合、また状況に合わせたおすすめをまとめてご紹介しました。
◆海遊び・外遊びの時にはSPF50+ / PA++++の最大値の日焼け止めを活用
◆室内にいる時間が多い場合は、SPF・PAの数値を下げてお肌の負担を軽減
◆基本的に日本人の肌には日本製のものがおすすめ
◆現地で買う場合は、世界的に有名なブランドのものを選ぶ
◆敏感肌の人は絶対日本製&使い慣れているものを持参
◆日焼け後は、熱冷まし&保湿でお肌をしっかりケア
是非、フィリピン生活の参考にどうぞ^^☆