カナダは日本に比べてとても乾燥していて、特に冬場はお肌の手入れも心配ですよね。
今回は敏感肌の日本人にもおすすめ、カナダの乾燥対策に役立つ化粧水を3種類ご紹介したいと思います。
【1】THE BODY SHOP
[THE BODY SHOP Official Website : http://www.thebodyshop.ca ]
まずは、日本でもお馴染みの『THE BODY SHOP』。カナダでもショッピングモール内などでよく見かけますね。
化粧水にはいくつか種類があり、ビタミン入りのものなどもあります。
カナダの化粧水(Toner)の役割は、どちらかというと日本の「ふき取り化粧水」に近く、洗顔後の汚れをふき取るためのもののようです。
Serum(美容液) やMoisturiser(乳液) と一緒に使って、保湿効果を高めましょう!
【2】BURT’S BEE
[BURT’S BEES Official Website : http://www.burtsbees.ca/ ]
パッケージに見覚えがある人も多いのではないでしょうか?
蜂が目印のBURT’S BEES。天然由来成分を配合した地球に優しいコスメ☆です。
日本からは販売契約期間満了で既に撤退してしまいましたが、カナダではドラッグストアなどで手に入りますよ。
[BURT’S BEES Official Website]
ナチュラルローズウォーターとアロエ配合の化粧水(トナー)。Moisturiser(乳液)と一緒に使ってさらに保湿効果を高めましょう!
【3】オリジナル手作り化粧水
最後に、現地の人も実際につくって使っている、自分で作れるオリジナル化粧水をご紹介します。
基礎化粧水に必要なもの
- 水
- グリセリン【Glycerin】
化粧水を作る際には精製水とグリセリンが良いと言われていますが、精製水はなかなか見つからないことが多いので、Distilled Water(蒸留水)やRose waterで作っている方が多いようです。
蒸留水ならドラッグストアなどで買うことが出来ますよ。
こちらが市販のローズウォーター。
グリセリン(植物性)もドラッグストアで購入が出来ます。($5~6)
アルコール消毒液やバンドエイドのコーナーにたいてい置いてあります。
水とグリセリンを混ぜることによって基本的な化粧水をつくることが出来ます。
グリセリンは水分と一緒に使うことで保湿効果を発揮するものなので、原液のままや、高濃度の状態で使用するのはやめましょう。
基礎化粧水にプラスアルファ
保湿性をさらに高めたり、お肌に良い成分を追加してみましょう!
- オリーブオイル (Olive Oil)
→汚れや乾燥から肌を守る - メープルシロップ (Maple Syrop)
→カルシウム・ミネラル豊富で美容効果大 - ビタミンC (VitaminC)
→免疫力やコラーゲンの生成を助ける
オリーブオイルやメープルシロップはもちろん無添加で100% Naturalなものを使いましょう。
特にカナダならではのメープルシロップは、美容効果バツグン。はちみつの40倍のカルシウム、ミネラルを豊富に含んでおり、肌荒れにも効果があるのでオススメです。
メープルシロップやオリーブオイルに関しては、塗りすぎ・入れすぎはベタベタになってしまうので、量には注意しましょう。
化粧水レシピ
化粧水用の小さいコンテナー50mlを使ったとしたら、水50mlに対してグリセリン大さじ2~3杯が目安です。
乾燥の度合いによって、水とグリセリンの割合が4対1くらいでも良いでしょう。
- メープルシロップの場合⇒小さじ2分の1くらい
- オリーブオイルの場合⇒小さじ2分の1くらい
- ビタミンの場合⇒ビタミンCが豊富なレモン果汁をそのまま小さじ2分の1ほど入れている人もいます
市販の液体のビタミンサプリもありますが、錠剤に比べて、値段が$20~$40前後ととっても高かったです。化粧水として使うよりも、サプリとして飲んで、内側から補給した方がいいかもしれません。
肌の調子に合わせて調整してみましょう。
手作り化粧品のコストは?
- 水は買うとしたら$1.5~$3
- グリセリンのボトルが$6前後
- オリーブオイル、メープルシロップも1ボトルで$7~8くらい
⇒TOTAL$15~$20 前後(市販のものと同じくらい)
配分によって消費度合は変わりますが、オリーブオイルやメープルシロップは化粧水以外にもお風呂でパックしたり、リップや髪の毛にも使えるので、常備しておいて損はないと思います。
まとめ
以上、カナダの乾燥対策ならびに日本人の肌にもオススメの化粧水をご紹介しました。
日本でも馴染みのあるものは、やはり手に取りやすく信用もありますが、やはり成分や日本人の肌に合うかは使ってみないとわからないですよね。
そして、冬にはウルトラ乾燥のトロント。意外にも現地の人、またワーホリの日本人の思った以上に多くの方が3番目の手作り化粧水を使っていました。
日本ではあまり困らなかった化粧水選びも、肌がすぐピリピリしてしまう敏感肌の方にとっては非常に重要です。
上手く成分を自分で組み合わせて配合することで自分の肌に合った化粧水を作り保湿すると共に、日本に戻ってからも美容の知識の1つとして取り入れてみましょう。