日本の大きな都市には多くのマッサージ店やエステのお店がありますよね。近年、外国人のお客さんも増えてきて英語を使う機会もたまにあったりするのではないでしょうか?
今回は外国人観光客向けのマッサージのセラピスト・エステティシャンの方が使えそうな接客フレーズをご紹介したいと思います。
【1】最初の挨拶
何はともあれ、最初のフレンドリーな挨拶はとても大切です。
いらっしゃいませ、こんにちは!
- Hello!
- Hi!
- Hi, there!
“Hi there” は決まり文句で、“there” は「皆さん」や「そこにいるあなた」みたいなニュアンスです。
日本語ではちょっと不自然ですが「やあ、そこにいるあなた!」と、特に名前がわからないお客さん相手には便利なフレーズ。相手が一人でも複数でも使えます。
【2】予約の確認
お客さんが受付に見えたら、予め電話やインターネットで予約をしているかどうかを確認しましょう。
予約はしていますか?
Do you have a reservation?
【3】サービス内容の確認
いくつかマッサージのコースや種類がある場合は、メニューを見せながら確認しましょう。
どのサービスになさいますか?
What kind of service would you like?
どのコースになさいますか?
What kind of course would you like?
どのお手入れになさいますか?
What kind of treatment would you like?
「タイ古式マッサージ」、「スウェディッシュマッサージ」「アロマフェイシャルマッサージ」があります。
We have Traditional Thai massage, Swedish massage and facial massage with aromatic oil.
- Traditional Thai massage ⇒Massage and Stretch
- Swedish massage ⇒Traditional Oil massage
【4】健康チェックシートの記入
マッサージ前に、お客さんのコンディションを知ることはとても大事です。
健康チェックシートです。
Here is the health check sheet.
フォームに記入をお願いします。
Please fill in the form.
体調に何も問題がなければ、こちらにサインをお願いします。
If you don’t have any health problems, please sign here.
重要なポイントです。後で何か問題が起こった時に、大きなトラブルにならないようにするためにも、お客さんにはしっかりサインをもらいましょう。
【5】施術前のご案内
マッサージ前のご案内で使えるフレーズです。
服を脱いで、こちらで用意した服にお着替え下さい。
Please take off your clothes and put on the clothes we prepare for you.
専用のバスローブ的なものに着替えてもらいます。
ベッドにうつ伏せになって下さい。
Please lie on your stomach, face down.
ベッドに仰向けになってお待ち下さい。
Please lie on your back, face up.
【6】施術中に使えるフレーズ
マッサージなどの施術中に使える英語フレーズです。
(力加減などは)いかがですか?
- How is the pressure?
- How do you feel?
- Does it hurt? 「痛いですか?」
- Do you feel okay? 「大丈夫ですか?」
問題なければ、Okay, Very good, Perfect など言ってくれるでしょう。
もっと強めですか、それとも弱めですか?
Harder or softer?
マッサージ時に強さを聞くときは、Hard, Soft を使います。
- Too hard? 「強すぎですか?」
- Too soft? 「弱すぎますか?」
身体のどの部分が凝っていますか?
What parts of your body are stiff?
Stiff=(筋肉などが)凝っているという意味です。
【例】Your shoulders are stiff. 「肩が凝っていますね」
【7】施術後に使えるフレーズ
最後に施術の後に使えるフレーズを見ていきましょう。
これで終わりです。
- That is all.
- We are done.
どうぞ服を着て下さい。
Please put on your clothes.
お水はいかがですか?
Would you like some water?
マッサージ後にじゅうぶんな水分を。お客さんが着替えている間にいい感じのタイミングでお水を用意しましょう。
こちらが私(担当者)の名刺です。
Here’s my business card.
次回も指名してもらえるように自分の名刺を渡しましょう。
ありがとうございました!
Thank you very much!
良い1日を! / おやすみなさい!
- Have a good day!
- Have a good night!
まとめ
以上、マッサージのセラピストやエステティシャンの方が使えそうな基本の英語フレーズをご紹介しました!
近年日本国内のみならず、マッサージや整体などの資格を持っていれば世界中の多くの国で自分で働くことが出来ます。実際にワーホリでカナダに来る日本人の方も、もしマッサージ師の資格や経験があれば、専門の仕事に就くことができますよ。
英語が話せれば海外でもじゅうぶん通用する専門職。経験を活かして個人でマッサージのサービスを行っている方も多くいらっしゃいます。
セラピスト、エステティシャンの方、今こそ経験と資格を武器に海外進出のチャンスかもしれません。