一人旅をする女性が増えてきた昨今。フィリピンでの女性一人旅はどんなことが楽しめるのでしょうか。
今回は、フィリピンで女性一人旅をするときのおすすめプランと注意点をまとめてご紹介したいと思います。
- フィリピン女子一人旅のすすめ&注意点
- フィリピンで女性一人旅におすすめの地域
- フィリピンで女性一人旅でもおすすめな宿泊施設
- フィリピンで女性一人でも楽しめるアクティビティー
それでは、順番に見ていきましょう^^
1.フィリピン女子一人旅のすすめ&注意点
日本(東京・大阪)から飛行機で約4時間半。リゾート地であり、留学地としても年々人気を増しているフィリピン。
以前は治安の悪い発展途上国のイメージが大きかったフィリピンですが、近年では多くの日本人が旅行や留学で訪れ、より身近な国となっています。
フィリピンは、【都市】・【海】・【自然】という3つの魅力があり、常夏の南国・島国だからこそ味わえる楽しみがあります。
女性にとって魅力的なアクティビティーもたくさん。一人でブラリと旅するのにもおすすめですよ。
ただし、もちろん日本と比べたら治安の悪さは一目瞭然。大統領が変わったことにより、犯罪はだいぶ減りましたが、いまだに財布やスマホなどのスリは毎日のように続いています。
フィリピンの女性一人旅で絶対的にしてはいけないこと
- 知らない人に日本語で(もしくは英語でも)話しかけられても絶対についていかない!
- ストリートチルドレンにお金や物を絶対にあげない【→スリの標的に】
- スマホなどをいじりながら歩くことは絶対的に禁止【→スリの標的に】
- 高価なものを身につけて街を歩かない(アクセサリー・時計など)
上記のような行動は非常に危険です。私自身、フィリピン・セブに住んでいた頃、上記のような行動をとってスリやぼったくりで痛い目に遭っている人をたくさん見てきました。
フィリピン現地に行ってすぐの警戒しているときは何も起きないものです。ただ、大丈夫だろうとちょっと気を抜いて、日本のように生活しているとすぐに狙われてしまいます。
トラブルを防ぐためにできること
- 早足で歩く(→勧誘やスリを避けられる)
- ハッキリ「No」を言う
- 現地の人の動きを真似る
- 現地の人の格好を真似る
これらは実際に私自身が現地で意識してやっていたことです。特に自分を守るためにも、現地の人の行動を真似てみるのはとても重要。
公共交通機関の乗り方や、道路の渡り方、お店への入り方など、よく観察して真似することで、旅行客として狙われる危険性はだいぶ下がります。
2.フィリピンで女性一人旅におすすめの地域
では次に、フィリピン一人旅におすすめの地域を見ていきましょう。
- セブ
- ボホール島
- パラワン島
- マニラ
地図で見るとこんな感じです。
セブ
リゾート地、留学スポットとして多くの日本人が滞在しているセブエリア。セブエリアは、セブ島だけでなく、お隣のリゾートアイランド・マクタン島を含めた地域を表します。
セブ島のシティはショッピングモールや英語学校が密集。シティから離れれば離れるほど、自然やキレイなビーチを、ダイビングなどのスポットが増えていきます。
2週間以上の長期滞在の女子一人旅ならセブがおすすめ!1週間の短期でも語学学校に通うことができたり、ゲストハウスなどで新たな友達ができたり、都会と田舎のギャップを感じられる地域です。
☑セブ女子一人旅おすすめスポット
- セブ市内の巨大ショッピングモール・アヤラモール&SMモールで買い物
- モアルボアルでダイビング
- オスロブでジンベエザメとシュノーケル
- マクタン島のリゾートホテルでのんびりリラックス
セブの観光情報をもっと知りたい方はこちらをチェック!
ボホール島
セブから船で行ける距離にあるボホール島。キレイなビーチ、ダイビング、古い街並み、そして大自然を満喫できるアクティビティーが魅力のボホール島。
大自然を全身で感じたいアクティブ女子に間違いなくおすすめの地域です!
☑ボホール女子一人旅おすすめスポット
- ボホール島から繋がっているバングラオ島にある美しいアロナビーチ
- 世界一小さなサル「ターシャ」が見れる保護センター
- 360度見渡す限り数え切れないほどの丘が広がるチョコレートヒルは世界絶景の一つ
- フィリピン最古級の教会「バクラヨン教会」など歴史ある街並みを楽しむ
パラワン島
フィリピンで5番目に大きい島・パラワン島は、フィリピンで最後の秘境・「隠れ家リゾート」とも言われるほど手つかずの自然が残っています。
世界遺産と壮大な自然が出迎えてくれるスポット。自然を満喫したい、世界遺産巡り大好き女子におすすめです。
また、ビーチの美しさもずば抜けており、ダイビングやシュノーケリングでマンタ・イルカ・クジラ・ジュゴンにまで遭遇する可能性が高い島でもあるんですよ。
☑パラワン女子一人旅おすすめスポット
- プエルト・プリンセサ地底河川国立公園(【世界遺産】※事前エントリー必須)
- トゥバタハ岩礁自然公園(【世界遺産】ダイビングスポット)
- 黒大理石の岩に囲まれた「神々の島」と呼ばれるエルニド・ミニロック島
マニラ
フィリピンの首都マニラ。こちらは都会中の都会です。都市部でグルメを楽しんだり、極上のマッサージ・スパを楽しんだり、思いっきりショッピングを楽しみたい、そんな都会女子におすすめのアクティビティーがそろっています。
複合型エンターテインメント施設「リゾートワールドマニラ」では、女性一人旅でも行きやすいカジノやレストランなども充実しています。
☑マニラ女子一人旅おすすめスポット
- 近代化された街並みのマカティシティ
- フィリピン最大級の複合型エンターテインメント施設「リゾートワールドマニラ」
- マニラ大聖堂・サン・オウガスチン教会などの歴史的建造物の見学
3.フィリピンで女性一人旅でもおすすめな宿泊施設
次に、フィリピン女子一人旅では、どのようなところに宿泊したらいいのでしょうか。費用、治安、クオリティー面も考慮した上で、女子一人でもおすすめできる宿泊施設をご紹介します。
立地バツグンの中級ホテル
ホテルのクオリティー面では、中級レベルがおすすめです。価格で言うと2,000~3,000円(1,000~1,500ペソ前後)ほど出せばある程度、質の良い部屋に泊まれます。
一人旅なので、1,000ペソ以下のあまりにも安い宿だと治安面で不安が残ります。また、複数人のドミトリー(寮)の場合、完全にプライバシーがなくなるので、荷物の管理などに気が抜けません。
一人旅慣れしている人はいいですが、初心者の方はまずは中級ホテルから始めてみるといいでしょう。
中級ホテルを選ぶポイント
- フリーWi-Fiがあるか(Free Wi-Fi) →日本との連絡&情報収集
- 温水シャワーがでるか(Hot shower) →安宿は水シャワーのところも多々
- プライベートバスルーム付きか(Private Bathroom) →安宿はトイレやシャワーが共同のところも
現地に行って決めるよりも、予めBooking.comやAgodaで探して予約しておくといいでしょう。
日本人経営のゲストハウス
治安面&クオリティー面でおすすめなのが、日本人経営のゲストハウス。日本人スタッフがいたり、日本語が通じることに加えて、やはり日本人をターゲットにするだけあって、清潔なところが魅力です。
特に首都マニラとセブ島には、日本人が経営するゲストハウスがいくつかあります。現地在住の日本人オーナーやスタッフと交流して情報を集めてみたり、友達作りの場としても◎。
英語が話せる方や、旅慣れしている方は、バックパッカーホステルのような世界中の旅人が集まる宿に泊まっても良いですが、最初はやはり日本人経営の宿で情報収集をするのが賢いでしょう。
- Feel at Home (ゲストハウス/留学エージェント)
- Transit Guesthouse(ゲストハウス/留学エージェント)
- LinkHouse(ゲストハウス/英語学校)
4.フィリピンで女性一人でも楽しめるアクティビティー
最後に、女子一人旅でも思いっきり楽しめるアクティビティーをご紹介します。それぞれの趣味や好みに合わせて行く場所やアクティビティー内容を選んでみましょう。
- ショッピング
- スパ・マッサージ巡り
- カフェ・グルメ
- シュノーケリング・ダイビング
- 世界遺産や国立公園ツアー
- 英語レッスン
ショッピング
物価が安いフィリピンではリーズナブルな買い物ができると好評。
日本でも十分通用するオシャレなワンピースやTシャツなどの衣類が500~1,000円程度。世界的に女性の間で大人気のココナッツオイルも格安。南国テイストなアクセサリー・ジュエリーなどなど。
巨大なショッピングモールも多く、品揃えもかなり豊富なので、マニラやセブなどの都市部ならショッピングに丸一日使っても飽きません。
- おすすめ地域⇒マニラ・セブ
セブでおすすめのお土産一覧はこちらをチェック!
スパ・マッサージ巡り
日本では高いスパやマッサージ、エステなどのリラクゼーションもフィリピンなら格安!お手頃な値段でマッサージが受けられます。
安いところだと1時間500円で全身マッサージが受けられます。これなら滞在中、毎日通ってもいいですよね。いくつか有名&好評なお店をチェックしておいて、毎日違う店のマッサージを受けてみては?
- おすすめ地域⇒マニラ・セブ
スパ・マッサージはピンキリ。良いところもあれば値段相応のところ、値段の割には質の悪いところもあります。セブのスパ/エステのおすすめは以下の記事をチェック!
カフェ・レストラン・グルメ
フィリピンにはフィリピン料理を始めとした、世界中の料理を提供するおいしいレストランがたくさん。雰囲気が良いお店やオシャレなカフェもありますよ。
オシャレでモダンなお店があったかと思えば、一方でローカルな定食屋もたくさん。一つの都市でローカルから高級レストランま体験できるのは大きな魅力ですね。
- おすすめ地域⇒マニラ・セブ
セブエリアのおすすめレストランのまとめ記事はこちらをチェック!
シュノーケリング・ダイビング・アイランドホッピング
キレイな海でのマリンスポーツはセブの遊びの代名詞とも言えるほど大人気。旅行や留学のついでにダイビングのライセンスも簡単にとれちゃいます。
最近はダイバー女子一人旅も多いです。人気のダイビングスポットを自分のペースで気ままに回る旅もいいですよね^^
- おすすめ地域⇒セブ・パラワン・ボホール
世界遺産や国立公園ツアー
世界遺産や遺跡、国立公園などフィリピンの偉大な自然や歴史を味わうのもおすすめ。現地の動物や魚と触れ合ったり、山々のトレッキングや教会巡りなども人気です。
自然が大好きなナチュラル系女子にはたまらない体験となるでしょう。
- おすすめ地域⇒パラワン・ボホール
英語レッスン
フィリピンのもう一つの特徴は英語留学の場としての一面。特にセブ島は、【セブ・リゾート留学】で日本でも知名度が上がってきていますよね。
フィリピンの英語学校は最短1週間から受けることができます。月~金のパートタイムもしくはフルタイム。料金は滞在費込みで1週間約¥50,000~。
2週間以上の滞在なら、1週間目は英語学校のマンツーマンクラスでがっつりお勉強+2週間目はダイビングスポットor世界遺産を巡る旅なんていうのも良いですね^^
- おすすめ地域⇒セブ
まとめ
以上、フィリピンで女性一人旅をするときのおすすめプランと注意点をまとめてご紹介しました。
フィリピンの女子一人旅は危ないと思っている方もいるかもしれませんが、実際はたくさんの日本人女性が旅行や留学に一人で訪れています。
フィリピンのキレイな海と大自然、一方ではどんどん発展する都市を、同時に体験することができる魅力的な国ですよ。
今回説明した注意点・気を付けるべきことをしっかりと守り、価値観が変わるようなワクワクする一人旅を経験しましょう。
全国の旅女子の皆さん、是非フィリピン旅行の参考にしてみて下さい♡