日本でも世界各国でも人気が広まっているラーメン屋。カナダやアメリカなどの英語圏の国でも日本人オーナーのラーメン屋が多く展開しています。
今回は、ラーメン屋で働いている店員さんが使える基本接客英語表現をご紹介したいと思います。
1. ラーメンって英語でなんて説明すればいいの?
まずは、ラーメンを簡単に英語で説明してみましょう。世界でも大人気なので、“Ramen”で通じることも多いですが、知識として知っておいて損はないでしょう。
Ramen is a Japanese noodle and soup dish which originated in China.
ラーメンとはゆでた中華麺とスープからなる、中華料理を基にした日本の麺料理です。
- Originated in ~ ・・・~で始まった、~に起源を持つ、~原産の
Ramen noodles are made by mixing flour, salt, alkaline water, eggs and other ingredients
ラーメンの麺は小麦粉、塩、アルカリ水、卵などを混ぜて練り合わせて作ります。
- Flour ・・・小麦粉
- Salt ・・・塩
- Alkaline water ・・・アルカリ水
- Ingredient ・・・(料理の)材料、原料 / (ある状況の)構成要素、要因
Many people also add alkaline water to the mix, which is different from the method for making udon.
うどん製造方法との大きな違いとして、多くがアルカリ水を使ってラーメンの麺を作ります。
- Method ・・・方法、方式、手法、筋道
Now ramen is one of the most popular foods in Japan.
今やラーメンは日本の国民食となるほど人気です。
There are various kinds of ramen depending on how the soup is made, the thickness of the noodles and the flavorings.
様々な種類のラーメンがあり、スープの取り方、麺の太さ、調味料の種類などによって大きく変わります。
- Depend on~ ・・・~に頼る、当てにする / ~によって決まる、~次第である
- Thickness ・・・太さ、厚さ、濃さ、深さetc…
- Flavoring ・・・香味料、調味料
2. ラーメン屋で使える基本フレーズ集
次に、ラーメン屋の店員さんがお店で使える基本接客フレーズを見ていきましょう。
Hi, how are you? How many?
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
最初の挨拶と、人数確認の決まり文句です。
Sorry, we have only one seat available at this moment.
「1名様席のみご案内可能です。」
3名の後に1名など、席の空き状況によって順番が前後せざるを得ない場合は、
- “I’ll let him / her go first, is that okay with you?”
- “Would you mind if I let him / her go first?”
⇒「1名様を先にご案内しても宜しいでしょうか?」と付け加えてみてもいいでしょう。
※Would you mind~? は「気に障りますか?」という丁寧な質問なので、もし相手が「いいですよ」「気にしませんよ」なら、”No, not at all”(もちろん、いいですよ)や、”No problem.”(全く問題ないですよ)と返してくれるはずです。
May I take your order? / Are you ready to order?
「ご注文はお決まりでしょうか?」
レストランなどのテーブル席のお店で注文を取る時の決まり文句です。
How hard would you like the noodles to be?
「麺のかたさはいかがなさいますか?」
ラーメン屋でよく聞かれる質問、麺のかたさについて。お客さんが何のことを言っているのかわからない・・・という雰囲気だったら、”Soft, medium or hard?「柔らかめ、普通、かためがございますが」と促してあげましょう。
Here’s Tonkotsu Ramen.
「こちらが豚骨ラーメンです。」
注文の品が間違っていないか確認のためにも、一言添えて料理を提供しましょう。
How would you like to pay? Pay in cash or by credit card?
「お支払はどうなさいますか?現金ですか、カードですか?」
店側が、現金・クレジットカード双方を受け入れている場合には、支払方法を聞きましょう。決まり文句です。
I am sorry but we take only cash.
「恐れ入りますが、現金のみのお取り扱いとなっております。」
クレジット払いを受け付けていない場合は、このようにお断りをいれましょう。欧米諸国ではカード利用が主流なので、お店のわかりやすいところに“CASH ONLY”と書かれたサインを貼っておくといいかもしれません。
Would you pay all together?
「お会計はご一緒で宜しいですか?」
人数が多い場合は、まとめて会計でいいかどうか確認してみましょう。学生団体や、明らかに個人で払いたそうな雰囲気だったら、Would you like separate bills?(個別会計が宜しいですか?)と気を利かせて聞いてみてもいいでしょう。
Here is your receipt. Thank you so much!
「こちらがレシートです。ありがとうございました!」
おつりがある場合は、”Here is your change and receipt.”と言っておつりと一緒にレシートを渡しましょう。笑顔でお礼を言ってお見送り☆
まとめ
以上、ラーメン屋で働いている店員さんが使える接客英語の基本ボキャブラリー&フレーズをご紹介しました。
世界でも大人気のラーメン屋。ワーホリでカナダに滞在者の多くの方が、ラーメン屋でバイトをした経験があるとのことです。海外からのお客さん、または日本のラーメンをまだ食べたことのない他国のお友達に、日本が誇るラーメンを伝えましょう。
参考にどうぞ☆