日本では年末の最後の挨拶で「良いお年を」、年明けの最初の挨拶で「あけましておめでとう」と言うのが一般的ですよね。
「あけましておめでとう」は英語で『Happy New Year』ですが、年が明ける前の「良いお年を」は英語でなんて言えばいいのでしょうか?
今回は、年末の挨拶に使える「良いお年を」を表す英語メッセージ表現。ビジネスの場面や、メールでも使いやすい例文をご紹介します。
クリスマスメッセージとまとめて「良いお年を」を伝えることが多い
まず最初に、欧米諸国では日本のように【クリスマス挨拶】→【年末挨拶】→【年始挨拶】のような3分割ではなく、【クリスマス+年末挨拶】→【年始挨拶】もしくは【クリスマス+年末+年始挨拶】と合わせて伝えることが多いです。
Merry Christmas and a happy new year!
シンプルで、老若男女、誰でも使いやすいフレーズです。
Merry Christmas and enjoy the holidays!
こちらも非常によく使われる表現です。【the holidays】は、クリスマス〜年末年始の休暇が含まれているので、クリスマスメッセージに年末の挨拶までまとめることができます。
Happy holidays!
【Christmas】という言葉はキリスト教のイメージが強いため、他宗教の相手に送るメッセージの場合は【Merry Christmas】の代わりに【Happy Holidays】を使うのが良いでしょう。
一般的に使える「良いお年を」英語表現
続いて、友達や家族などに一般的に使える「良いお年を」表現を見ていきましょう。
Have a happy new year!
→「良いお年を!」
よく使われる表現です。年末に限らず、新年のメッセージにも使える表現です。
Have a great rest of the year.
→「良いお年を」
年末を強調する際に使えるメッセージ表現です。【rest of the year】で「その年の残り」を意味します。
Enjoy the holidays!
→「良いお年を」
クリスマスメッセージのやり取りの後に使えるシンプルメッセージです。
仕事関係の相手やビジネスメールで使える表現
最後に、仕事関係の相手への年末の挨拶や、ビジネスメールで使える表現です。
フォーマルなシチュエーションや、目上の相手、メール文でメッセージを送る場合は、しっかりと「主語+動詞」の文章にして送るのが良いでしょう。
I hope you have a great rest of the year.
→「良いお年を」
クリスマスメッセージの後に、年末の挨拶として送るメッセージ例文です。年明けには、年明けにまた新年メッセージを送っても自然な流れとなります。
I hope you have a great new year!
→「良いお年を」
こちらは年末の挨拶&新年の挨拶で兼用で使えるメッセージです。新年にメッセージを送る余裕がなさそうであれば、年末にまとめてこのメッセージを送るのも良いでしょう。
I wish you and your family the best for 2020.
→「良いお年を」
【I wish you the best】で「幸運を祈る」「上手くいくように祈る」を意味します。この表現に【you and your family】と相手の家族を考慮したり【for 2020】と新しい年を入れたりして応用してみましょう。
まとめ
以上、今回は年末の挨拶に使える「良いお年を」を表す英語メッセージ表現。ビジネスの場面や、メールでも使いやすい例文をご紹介しました。
日本語では、いろいろな場面で「良いお年を」の一言を使いますが、英語の場合はシチュエーションやニュアンスによって使う表現が微妙に異なります。
国境・国籍を超えて、大切な人に年末のメッセージを送る時にお役立てください!