疲れた時、安心した時、イライラした時、呆れた時、感動した時など、様々なシチュエーションで思わず出てしまうのが「はぁ〜」というため息。
いろいろな状況で使えるからこそ、ため息を英語で伝える時、どんな表現をするのか迷ってしまいますよね。
今回は「ため息」表す英語を、例文や感嘆詞を交えて、状況別にまとめてご紹介したいと思います。
「ため息」は英語で何と言う?
ため息は英語に訳すと「Sigh」といいます。
ため息が出る・ため息をつく
- sigh【動詞】
- give a sigh
- let out a sigh
- release a sigh
- breathe out a sigh
Sigh は「ため息をつく」という動詞としても、「ため息」という名詞としても使えます。上記は全て、ため息をつく・ため息が出るという意味で使われる表現です。
「深いため息」を表す英語
- deep sigh【名詞】「深いため息」
- sigh deeply【動詞】「深くため息をつく」
Deep(深い)という形容詞と、sigh(ため息)という名詞を組み合わせて「深いため息」、または、sigh(ため息をする)という動詞と、deeplyという副詞を組み合わせて「深くため息をつく」のように表現できます。
「大きなため息」を表す英語
- big sigh【名詞】「大きなため息」
- sigh heavily【動詞】「大きくため息をつく」
「大きいため息」という表現は、big / great / huge などの形容詞と sighという名詞を組みわせて表します。「大きくため息をつく」の表現は、heavily(重く)という副詞を使って表すことができます。
「ため息」に関する【状況別】英語フレーズ
次に、状況に合わせた「ため息」を表す英語フレーズを見ていきましょう。
「あーあ」「やれやれ」と呆れてため息をつく
- sigh with disappointment
「がっかりしたため息」 - let out a sigh of disappointment
「呆れたため息をつく」
呆れた時のため息は、disappointment(失望・がっかり)を組み合わせて表現できます。
「イライラ」してため息をつく
- sigh in frustration
「イライラしたため息」 - give an annoyed sigh
「イライラしてため息をつく」
イライラしたため息は、frustration や annoyed と組み合わせて使いましょう。
「安心」してため息が出る
- sigh in relief / sigh with relief
「安堵のため息」 - give a sigh of relief
「安心してため息をつく」
安心や安堵を表すため息の場合は、relief がよく使われます。
「ふぅ〜」と疲れてため息をつく
a tired sigh
「疲れたため息」
幸せのため息が出る
a happy sigh
「幸せなため息」
「うっとり」ため息が出るほど
- It takes my breath away.
「(驚きや感動で)思わずため息が出る、息を飲む」 - breathtaking【形容詞】
「ため息が出るほど・息を飲むほど」
うっとり、感動を表す場合は、sighを使わずに take breath away や breathtaking といった表現が良いでしょう。意図せず、思わず出てしまうため息
ため息をつくと幸せが逃げる
Every time you sigh, happiness escapes.
「ため息」の時に使える英語・感嘆詞
最後に「はぁ〜」「ふぅ〜」など、ため息の時に出る英語の感嘆詞をご紹介します。
Phew(安心して出るため息)
- 発音:ヒュー / フィユー
- 日本語:ふぅ〜
Ugh…(イライラして出る息)
- 発音:アー
- 日本語:はぁー(怒)
Ahhh(呆れて出るため息)
- 発音:アーーー
- 日本語:はぁ〜〜〜(呆)
Duh(呆れて出るため息)
- 発音:ダー
- 日本語:はぁ!(呆)
Awww(残念・感動・うっとりのため息)
- 発音:ア〜ァ
- 日本語:はぁ〜♡
まとめ
以上、今回は「ため息」表す英語を、例文や感嘆詞を交えて、状況別にまとめてご紹介しました。
「sigh」を使って、イライラ、呆れ、疲れ、うっとり、など場面・状況・感情によって上手く使い分けられるようになりたいですね。
コミュニケーションの中でため息をつく場合は、感嘆詞を上手く使い分けてみましょう。
英語でのコミュニケーションにお役立てください!