皆さん、『土用の丑の日』はご存知ですか?日本の文化を学んでいる外国人から『ドヨウノウシノヒって何?』って聞かれたら答えられますか?
「え、土曜の牛の日?聞いたことあるけどよくわかんないなぁ・・・。」←そんなあなたに!
今回は、土用の丑の日に関する単語、例文をいくつかご紹介したいと思います。
- 土用の丑の日とは?
- 土用の丑の日には何をする?
それでは、順番に見ていきましょう!
1. 土用の丑の日とは?
まずは土用の丑の日についてご説明します。
土用とは? What is Doyou?
Doyou is the specific days that last for 18 days before the first day of [spring / summer / fall / winter.]
立春・立夏・立秋・立冬(春夏秋冬、それぞれの季節初めとして設定される日付)の前の18日間のことを土用と呼びます。
丑の日とは? What’s Ushi no Hi?
The day of the Ox is a calendar day of the Chinese Zodiac.
(土用の18日間のうちで)十二支の暦で数えた丑(うし)の日のこと。
- Chinese Zodiac =十二支
- Ox =丑
- Calendar =暦
2. 土用の丑の日には何をする?
日本で馴染み深いのは夏の土用の丑の日ですよね。
[夏の土用の丑の日 =The Midsummer Day of the Ox]
日本で夏の土用の丑の日にすることと言えば・・・ “Eating eel”
“The Japanese custom of eating eel during the hot summer months.”
「暑い夏をうなぎを食べて乗り切ろうという習慣」
ここでは、何故土用の丑の日にうなぎなのか、何がきっかけで夏にうなぎを食べるようになったのかを簡単な英文と一緒にご紹介したいと思います。
Japanese people eat eel to get energy during the hot summer months.
日本人は暑い夏の日に鰻を食べてエネルギーを得ます。
(It is said that)This custom was started in the Edo-period by the famous scholar Gennai Hiraga.
この習慣は江戸時代の有名な学者・平賀源内によって仕掛けられました。(・・・といわれています。)
- Scholar =学者
During summer at that time in Japan, eel restaurants experienced declining sales.
当時の日本のうなぎ屋は夏の間うなぎがなかなか売れないと困っていました。
- Declining sales =減少する売り上げ
To help one of the eel restaurants, Gennai Hiraga put up a flyer saying “The Midsummer Day of the Ox Eel Day” in front of the restaurant.
あるうなぎ屋を助けるため、平賀源内は「土用丑の日、うなぎの日」と書かれたチラシをレストランの前に貼ったそうです。
- Flyer =チラシ、ビラ
The flyer encouraged more people to go out to eat eel. That was the beginning of the custom eating eel on the Midsummer Day of the OX.
そのチラシの影響で人々はうなぎを食べに行くようになり、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣に繋がったのです。
- Encourage people to … =人々が…するように働きかける、促す、後押しする
まとめ
以上、土用の丑の日に関する単語、例文をいくつかご紹介しました。
えー!全然知らなかったーという方意外と多いのではないでしょうか?大丈夫、私も「え、土曜の牛の日?聞いたことあるけどよくわかんないなぁ・・・。」と思っていた一人です。(「土曜の牛の日なのになんで土曜日でも、ビーフでもなくてウナギなの?」って冗談でも口に出さなくて良かった・・・と今になって思いますよねわかります。笑)
今回覚えた知識を外国人の友達に教えることで、日本の習慣を伝えましょう^^。
参考にどうぞ☆
【参考にさせて頂きました➡️ALC】