驚いたときや強調を表す時に使う言葉といえば、「本当に」。
日本語でも老若男女が日々の生活で当たり前のように使う馴染み深い言葉ですが、英語では何というのでしょうか?
最もよく知られている「本当に」を表す英語は「Really」ですが、全ての状況において「Really」を使っていいのでしょうか?
そんな疑問に応えるべく、今回は「本当に」を表す英語を状況別にまとめてご紹介したいと思います。
【1】相槌としての「本当に?」「マジで?」は英語でなんて言う?
まず最初に、日本語で言う「本当に?」「マジで?」に当てはまる、驚いた時や真実や真意を知りたい時に使う英語フレーズを見ていきましょう。
相槌(あいづち)として会話をよりナチュラルにしてくれるので、いくつか表現を覚えておくといいですよ。
Really?
肯定文でも紹介しましたが、疑問文でも使える「本当に?」を表す英語です。ちなみにトップの画像に書かれている「RLY」は”Really”の略語で、若者の間やチャット・テキストメッセージ内でよく使われます。
「あなたの写真見たよ。すごく良いね!」
B: Oh, really? Thanks a lot!
「あ、本当に?ありがとう!」
Seriously?
“Really”に比べて驚きが強い時に使います。「本当に?」だけでなく「本気で?」といったニュアンスも含まれています。
「ケイトが昨日、日本に出発したって知ってた?」
B: What? Seriously!? She didn’t tell me anything at all!
「えっ!本当に!?彼女から何にも言われてないよ!」
Are you serious?
“Seriously?”は一言で使えますが、相手の言っていることや、その人自身に対して「あなた本気なの?」と強調したいときに使います。
「私から彼氏にプロポーズするように言うことにした。もう待てないよ!」
B:Are you serious? He will probably propose you on your birthday this year.
「本気?もしかしたら彼、今年のあなたの誕生日にプロポーズする気なのかもよ。」
Are you sure?
“Sure”は「本当に」「確かに」「確実に」という意味があるので、「あなたの言っていることは確かですか」と聞きたいときに使います。
「彼は今夜のパーティーには来ないよ。」
B:Are you sure? He said he would come.
「本当に?彼は来たいと言っていたよ。」
Do you really think so?
“Really”の応用です。【本当に+思う(think)】を合わせて「あなたは本当にそう思うの?」と聞きたいときに使います。
「彼女は俺が今まで会った中で1番可愛い女の子だな~」
B:Do you really think so? Stop saying that to all the girls you met.
「本当にそう思ってるの?会った女の子全員にそれ言うのやめなよ。」
Is it true?
“True”は「本当の」「真実の」「正確な」という意味。主語が”You”ではなく”It”なので、出来事や物事に対して「それは真実ですか?」「それは確かですか?」と聞きたいときに使います。
「上司や同僚とお酒を飲みに行くのは、日本では仕事の一環なんだよ。」
B:Oh my gush! Is it true? that’s stressful.
「わお!それ本当なの?ストレスが溜まりそうだね。」
For real?
カジュアルな口語表現でスラング的にも使われています。日本語でいう「マジで?」に当たる表現。若い方を中心によく使われます。
「宝くじで100ドル(約1万円)当たったぜ!」
B:For real? Congrats! We should party tonight.
「マジで!?おめでと!今夜はパーティーだな!」
【2】「嘘でしょ!?」と否定的な意味合いを含むもの
次に、「本当に?」の中でもちょっと疑いや否定が強い表現をご紹介します。
Are you kidding?
“Kidding”は、”Kid”(冗談を言う)の現在進行形として使われています。「本当に?」「ふざけているの?」「嘘でしょ?」「冗談を言っているの?」といったニュアンスで使われます。
同じく”Kidding”を使った「本当に?」「冗談でしょ?」のニュアンスを持つ表現↓↓
- Are you kidding me?「私をからかっているの?」
- You have got to be kidding!「君は冗談を言っているに違いない!」
- No kidding!「冗談やめて!」
「明日ハイキングに行こうよ!」
B:Are you kidding? It will snow all day tomorrow.
「嘘でしょ!?明日は1日中雪だよ。」
Are you joking?
“Kidding”と同じ意味で使われます。”Joke”(冗談を言う)の現在進行形で使われています。
「キングサイズのベッドを買うんだ!」
B:Are you joking? Your room is not big enough for a king size bed.
「嘘でしょ?あなたの部屋じゃ入らないよ。」
No way!
「ありえない!」という非常に強い否定を表すフレーズです。
「昨日後ろから車ぶつけられた・・・。」
B:No way! You have just bought a car last week!
「ありえない!車、先週買ったばっかりじゃん!」
【3】肯定的・断定的に「本当に!」「本当だよ!」と言いたい時
疑問・否定に続いて次は肯定的に「本当に」を言いたい時に使えるものを紹介します。
Really.
冒頭でもご紹介した最も一般的な「本当に。」と表す英語です。
B:Really.「本当に。」
Seriously.
“Really”よりも強い「本気で」「マジで」を表しています。
「本当に彼が財布を盗んだの?」
B:Yeah I saw him stealing. Seriously.
「ああ、彼が盗んでるところを見たんだ。マジで。」
No joke!
上で紹介した”Are you joking?”の反意語です。「冗談ではない=本当だ」。ただ単純に「本当」だけでなく、「ただごとではない」「大変なことだ」というニュアンスが含まれています。
「まだ冬用のジャケット買ってないや!新しいの買った方がいいかな?」
B:Hey. Canadian winter is no joke. You should definitely buy one as soon as possible.
「なぁ。カナダの冬はマジでヤバいよ。絶対に出来る限り早く買った方がいい!」
【4】「本当にありがとう / 本当に感謝しています」を英語で言ってみよう
ここからは、「本当に」を使ったよく聞くフレーズ。最初は「本当にありがとう」など感謝を表すフレーズから見ていきましょう。
一般的な「本当にありがとうございます」を表すフレーズ
一般的なシチュエーションや友達に対して使えるフレーズ
◆Thanks a lot.
“A lot”でたくさんのという意味になります。
◆Thanks a million.
“A million”は100万という意味。「100万回分のありがとう」を意味します。
◆Thank you so much.
最も一般的に使われるフレーズ。カジュアルにもフォーマルにもビジネスにも使えます。
◆I really appreciate it.
“Appreciate”は「~を感謝する」「~をありがたく思う」という意味。Thank youよりもかしこまったニュアンスに聞こえます。
◆That would really help.
手伝ってもらうときや、頼みを聞いてもらった時などに使う「本当に助かります、ありがとう」。
ビジネスでも使えるフォーマル表現
メールやビジネスシチュエーションで使える表現
◆Thank you so much.
最もよく聞くのが”Thank you”に”so much”を加えた表現。どんなシチュエーションでも失礼にならない言い方です。
「迅速な返信ありがとうございます。」
◆Thank you very much.
“Thank you very much”でももちろん間違いではありませんが、一般的にネイティブからよく聞くのは”so much”の方ですね。
◆Many thanks.
「たくさんのありがとう」という意味で、ビジネスメールや手紙などに使われます。
「ご支援頂き、本当にありがとうございます。」
◆I am so grateful.
“Grateful”は「感謝している」という形容詞。こちらもThank youより若干丁寧・かしこまったニュアンスです。
「あなたの親切なお申し出、本当にありがたく思います。」
◆I really appreciate it.
“Appreciate”は「~に感謝する」という動詞です。
「ご協力、本当にありがとうございます。」
【5】「本当にごめん / 本当に申し訳ありません」を英語で言ってみよう
「ありがとう」の次は、「本当にごめんなさい」と謝る時。よく使われる表現を見ていきましょう。
一般的な「本当にごめんなさい」を表すフレーズ
一般的なシチュエーションや友達などにカジュアルに使えるもの
◆I am really sorry.
「本当にごめんなさい」を表すフレーズ。”really”の代わりに”so”や”very”を使うこともできます。
・I am so sorry.
・I am very sorry.
◆I am terribly sorry.
「非常に申し訳なく思います。」
“Terribly”は【ひどく、恐ろしく、とんでもなく、ものすごく】という意味です。
◆It’s really my bad.
「本当に私が悪いです。」
“My bad”で「私が悪い」という意味。こちらは友達同士などでカジュアルに使う表現です。”I am sorry.”とセットで使うとナチュラル。
「ごめん、私が悪かったね!」
◆It’s really my fault.
「本当に私のせいです。」
“My fault”で「私のせい」「私のミス」という意味。”I am sorry.”とセットで使うとナチュラル。
「ごめんなさい、私のせいです。」
ビジネスメールで使う表現
メールやビジネスシチュエーションで使える表現
◆I am really sorry / We are really sorry
”Really”を使った「本当にすみませんでした」を意味するフレーズ。
こちらも”really”を”so”や”very”に変えても同じような意味で使えます。個人的に謝る時は「I am~」、会社などを代表して謝る時は「We are~」を使いましょう。
「返信が遅れて本当に申し訳ありません。」
◆I am terribly sorry / We are terribly sorry
「大変申し訳ございません。」
“Really sorry”よりもさらに強調して謝りたい時
「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。」
◆I (we) sincerely apologize for ~
「~に対して心から謝罪する」
“Apologize”を使ったビジネスシチュエーションの場合、”really”ではなく、”sincerely”の方がよく使われます。
「ご不便をおかけして大変申し訳ありません。」
【6】「本当に嬉しい! / 本当に面白い!」を英語で言ってみよう
最後に、「本当に○○○である」と言いたい時に使えるフレーズです。
I am really happy.
「私は本当に嬉しい。」
人が主語+【Really】+感情を表す形容詞
【例】
・I am really sad.「私は本当に悲しい。」
・She was really angry.「彼女は本当に怒っていた。」
・He is really confused.「彼は本当に混乱している。」
It is really interesting.
「それは本当に面白い。」
物が主語+【Really】+状態を表す形容詞
【例】
・The movie was really touching.「その映画は本当に感動的だった。」
・Your bag is really cute.「あなたのカバン本当に可愛い。」
・It is really difficult to explain.「説明するのが本当に難しい。」
まとめ
以上、今回は「本当に」を表す英語を状況別にまとめてご紹介しました。
「本当に?」を表すのは”Really”以外にもたくさんあるということがわかりましたね。シチュエーションによって微妙にニュアンスも変わってくるので、それぞれの表現の使い方を覚えておくと、さらにナチュラルな英語を習得できるでしょう。
また「本当にありがとう」に関しては、”Thank you”を使う場合、”really”は一緒に使わないので注意しましょう。
是非、ナチュラルな英語を使うために、参考にしてみて下さい!