留学中、語学学校のクラスでとてもよく聞く、よく使うセンテンスの一つに挙げられるのが、この表現です。
多国籍なクラスでディスカッションやスモールトークをする際に、使えるフレーズですが、英語ではなんといえばいいのでしょうか?
【How about 〜 ?】と国名を使った表現
最もシンプルで使いやすいのが「How about〜(〜はどうですか)?」の表現です。
How about の後に、場所を表す前置詞の【in】を使い、その後に相手の住んでいる国または生まれ育った国を入れて聞くのが良いでしょう。
「日本はこうだよ、あなたの国ではどう?」という文脈で使うことが多いです。
How about in Mexico?
(日本ではだいたい週5日、1日8時間かそれ以上働くんだけど、メキシコはどう?)
- How about in Canada? 「カナダではどうですか?」
- How about in the Philippines? 「フィリピンではどうですか?」
- How about in Australia? 「オーストラリアではどうですか?」
- How about in New Zealand? 「ニュージーランドではどうですか?」
- How about in the U.S.? 「アメリカではどうですか?」
- How about in the U.K.? 「イギリスではどうですか?」
- How about in Korea? 「韓国ではどうですか?」
- How about in Taiwan? 「台湾ではどうですか?」
- How about in Mexico? 「メキシコではどうですか?」
- How about in Brazil? 「ブラジルではどうですか?」
- How about in Colombia? 「コロンビアではどうですか?」
- How about in Russia? 「ロシアではどうですか?」
- How about in France? 「フランスではどうですか?」
- How about in Italy? 「イタリアではどうですか?」
- How about in Spain? 「スペインではどうですか?」
- How about in Switzerland? 「スイスではどうですか?」
【What’s it like〜 ?】と国名を使った表現
How aboutとは少しニュアンスが変わりますが、「あなたの国はどんな感じですか?」「そっちはどんな様子ですか?」と聞きたいときに使えるのが【What’s it like】を使ったフレーズです。
このフレーズを使う場合は「あなたの国で〇〇するのはどんな感じですか?」と具体的な内容を入れるとわかりやすいです。
- What’s it like to live in Korea? 「韓国に住むのはどんな感じですか?」
- What’s it like to work in Mexico? 「メキシコで働くのってどんな感じ?」
- What’s it like to get married in Brazil? 「ブラジルで結婚するのってどんな感じ?」
つい言ってしまいそうな【あなたの国:your country】の注意点
『How about in your country?(あなたの国ではどうですか?)』
『What’s it like in your country? (あなたの国はどんな感じですか?)』
Your countryでも、文法・表現上は間違いではないのですが、「Your(あなたの)」というニュアンスで、相手との距離を感じさせてしまう可能性があります。
英語のネイティブからすると、「あなたと私は違う」というニュアンスを感じてしまうようです。
あくまでも英語ネイティブが感じるニュアンスなので、外国語として英語を使う人同士が使っても、大きな不快感や違和感を感じることはないですが、「Your country」の代わりに、国名を使えばネイティブにも非ネイティブにも使えるので、国名を使ったフレーズに慣れておいた方があとあと便利かなと思います。
相手の国名を覚えるきっかけにもなっていいですよね (^^)
参考:「YOUR COUNTRY」と言っちゃダメな理由:IU CONNECT
まとめ
今回は「あなたの国ではどうですか?」を表す英語フレーズをご紹介しました。
- How about in 国名?
- What’s it like _____ in 国名?
- Your countryの注意点
留学生同士の会話、または外国人の友達とのコミュニケーションにお役立てください!