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野菜に関する英語まとめ|「ベジタブル」以外にも言い方いろいろ

野菜は英語で「ベジタブル」だけだと思っていませんか?

英語圏では「ベジタブル」だけでなく、略したり違う言葉を使って「野菜」を表すことがあります。

今回の記事では、野菜に関する英語を詳しくご紹介しています。

また、私たちにとって身近な野菜の英語名の一覧表も記載しました。思っているより難しい、意外と知らなかった、そんな英単語がたくさん出てくるかもしれませんよ。

【1】野菜を英語で言ってみよう

まず最初に、野菜を英語で言ってみましょう。

  • Vegetable
  • Veggie
  • Greens
  • Crop

私たちに最も聞き馴染みのあるのが「ベジタブル」ですよね。

英語のつづりは「Vegetable」で、発音は「ヴェジタボー」。日本語のカタカナ発音ではなく、VとBを使い分けて発音するように気をつけましょう。

口語表現では「Veggie (ヴェジー)」という言葉を聞くこともあります。こちらは「Vegetable」の略として使われています。

また、葉野菜という意味で「Greens (グリーンズ)」を使う場合もあります。こちらは一般的に「Greens」と複数形で使用します。

“作物(農作物)” を表す「Crop (クロップ)」が使われることもあります。こちらは野菜だけでなく、果物なども合わせて「Crops (クロップス)」と表現することが多いです。

【2】〇〇野菜は英語で何て言う?

一言に「野菜」と言っても「根菜」「秋野菜」「野菜炒め」と言った言葉は英語でどう訳せばいいのでしょうか?野菜を詳しく分類して、それぞれの英語表現を見ていきましょう。

野菜の種類

  • Leafy vegetables / Greens
    =葉野菜(はやさい)
  • Root vegetables / Root crop
    =根菜(こんさい)
  • Wild vegetables / Mountain vegetables
    =山菜(さんさい)
  • Fruit vegetables
    =果菜(かさい)
  • Stalk vegetables
    =茎菜(けいさい/くきな)
  • Green and yellow vegetables
    =緑黄色野菜

“Vegetable” の前に単語を付け加えることで、野菜の種類をあらわします。

葉野菜は「Greens」以外に「Leafy(葉の多い)」を使うことがあります。

根菜は「Vegetable」の代わりに「Crop(作物/農作物)」という言葉を使い「Root crop」と表現することができます。

山菜は「Wild(野生の/自然の)」や「Mountain(山の)」といった言葉を組み合わせて表現します。

きゅうりやトマトなど果実を食用とする野菜のことを “果菜” といい、英語では「Fruit vegetables(果実野菜)」と表現します。

アスパラガスやブロッコリーなどの茎菜類は「Stalk(茎)」という言葉を使います。

β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜は、直訳の「Green and yellow vegetables」で通じます。

季節の野菜

  • Seasonal vegetables
    =季節の野菜・旬の野菜
  • Spring vegetables
    =春野菜
  • Summer vegetables
    =夏野菜
  • Fall vegetables
    =秋野菜
  • Winter vegetables
    =冬野菜

旬の野菜を表すときは、“Vegetables” の前に春夏秋冬を表す英語を加えます。

季節の野菜を表す言葉は “Seasonal vegetables” ですが、旬の野菜は何か聞きたいときは「季節に合った」「食べ頃」という意味を表す “in season” を使うのが一般的です。

MIO

What are the vegetables in season?
「今が旬の野菜は何がありますか?」

What are the vegetables in season in fall?
「秋が旬の野菜は何がありますか?」

野菜の状態

  • Fresh vegetables
    =新鮮野菜
  • Frozen vegetables
    =冷凍野菜
  • Cooked vegetables
    =調理した野菜

続いて、野菜の状態がわかる英語表現です。

新鮮な(Fresh)・冷凍された(Frozen)・調理された(Cooked)などは、野菜の状態を表す際によく使われる形容詞です。

野菜の料理

  • Vegetables stir fry
    =野菜炒め
  • Steamed vegetables
    =温野菜
  • Pickled vegetables
    =野菜の漬物

野菜を使った料理の名称も覚えておきましょう。日常生活で馴染み深い3つの野菜料理をピックアップしてみました。

Stirfry」は “強火で素早くいためた料理” や “炒め物” という意味があります。

英語圏のレストランでは、野菜炒めを「Vegetables stir fry」や「Stirfried vegetables」と表記することが多いです。

その他「Steamed vegetables (蒸し加熱した野菜)」で “温野菜” 、「Pickled vegetables (酢漬けの野菜)」で “野菜の漬物” (=ピクルス)など、覚えておきましょう。

菜食主義

  • Vegetarian
  • Vegan

肉や魚などの動物性食品を食べず、野菜・芋類・豆類など植物性食品を中心に食べる人・菜食主義の人を「Vegetarian(ヴェジタリアン)」または「Vegan(ヴィーガン)」と呼びます。

Vegetarian」は、植物性食品をメインに食べる人のことを指します。ただし「Vegetarian」の中には、乳製品や卵といった動物性食品を食べる方もいますし、肉は食べないが魚は食べるという方もいます。

一方で「Vegan」は植物性食品のみを食べる人のことを指します。肉類はもちろん、卵や乳製品などの動物性食品は一切摂りません。

世界には、健康・倫理・宗教など様々な理由で菜食主義を選んでいる方がいます。

【3】野菜の英語表記一覧

私たちの身近な野菜の英語名を一覧表にまとめてみました。

種類日本語英語
根菜類かぶTurnip
ごぼうBurdock
しょうがGinger
大根Radish
タケノコBamboo shoot
にんじんCarrot
レンコンLotus root
果菜類赤唐辛子Red pepper
オクラOkura
オリーブOlive
かぼちゃPumpkin
きゅうりCucumber
ズッキーニZucchini
とうもろこしCorn
トマトTomato
ナスEggplant
パプリカBell pepper
ピーマンGreen (bell) pepper
葉茎菜類アスパラガスAsparagus
アーティチョークArtichoke
カリフラワーCauliflower
キャベツCabbage
コールラビKohlrabi
セロリCelery
玉ねぎOnion
ニンニクGarlic
ネギGreen onion
白菜Chinese cabbage
パセリParsley
ブロッコリーBroccoli
フェンネルFennel
ほうれん草Spinach
もやしBean sprout
レタスLettuce
豆科野菜えだまめEdamame
グリーンピースGreen peas
さやいんげんGreen bean
そらまめFava beans
イモ類じゃがいもPotato
さつまいもSweet potato
キノコ類きのこMushuroom
ぶなしめじBeech mushroom
エリンギKing oyster mushroom
えのきEnoki mushroom
しいたけShiitake mushroom
まいたけMaitake mushroom

果物と野菜の細かな分類や、きのこやイモ類は野菜に入れていいのか、などのツッコミどころはありますが、一般的に野菜売り場で目にするものを中心にまとめました。

日本語のカタカナ発音と、英語での発音が違う野菜もあるので、発音チェックをしたい方は各種オンライン辞書サービスで確認してみてください。

野菜の下ごしらえ英語

野菜名と一緒に、野菜を切ったり、すりおろしたり、皮をむいたりする時に使える英語フレーズを覚えましょう。

  • Cut the green peppers.
    (ピーマンを切る)
  • Peel the potato.
    (じゃがいもの皮をむく)
  • Slice the tomato.
    (トマトをスライスする)
  • Grate the radish.
    (大根をすりおろす)
  • Shred the cabbage.
    (キャベツを千切りにする)
  • Dice the pumpkin.
    (かぼちゃを角切りにする)

【4】意外と難しい!野菜の数え方

最後に、野菜名の英語には数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)があります。

“Tomatoes “Onionsのような可算名詞は、単語の最後に “es” “s” をつけて複数形にしますが、 “Cabbage” “Spinach” のような不可算名詞は、“s” をつけて複数形にすることができません。

ここからは、不可算名詞の野菜を数える時に使える英語表現を紹介します。

  • a head of cabbage (キャベツ一玉)
  • two heads of broccoli (ブロッコリー2株)

「一玉」「一株」と数えるキャベツやブロッコリーなどの野菜には「head of」を使います。

複数形では「two(2) heads of / three(3) heads of」となり、of以下の野菜名は単数形になります。

  • a stalk of green onion (ネギ1本)
  • two stalks of asparagus (アスパラガス2本)

ネギ、アスパラガス、セロリなどの細長い野菜を「1本、2本・・・」と数えるときは、「stalk of」を使います。

複数形では「two(2) stalks of / three(3) stalks of」となり、of以下の野菜名は単数形になります。

  • a bunch of spinach (1束のほうれん草)

ほうれん草など「一束」と言いたいときは「bunch of」を使います。

複数形では「two(2) bunches of / three(3) bunches of」となり、of以下の野菜名は単数形になります。

  • clove of garlic (ニンニク1かけ)

ニンニクなど「一カケ」と言いたいときは「clove of」を使います。

複数形では「two(2) cloves of / three(3) cloves of」となり、of以下の野菜名は単数形になります。

  • an ear of corn (とうもろこし1本)

野菜の中でも非常に面白い数え方をするのがとうもろこしです。

軸のあるとうもろこしは英語で「Corn on the cob」といい、この軸付きとうもろこしを「1本、2本・・・」と数えたいときは「ear of」を使います。

1本の場合は「an ear of〜」、2本以上の場合は「ears of〜」と複数形にします。

ちなみに、とうもろこし “一粒” と言いたいときは「a kenel of corn」になります。

まとめ

以上、今回は野菜に関する英語表現をまとめてご紹介しました。

「野菜」という言葉だけでも、様々な言い方があることがわかりましたね。

身近な野菜の名前も英語にすると意外と難しい、というものもあったのではないでしょうか。

野菜名はもちろん、数え方や下ごしらえの英語まで覚えたら、日常英会話で役立つこと間違いありません。

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