小高い丘の上からフィリピンのセブシティを見渡すことができるオシャレな地中海料理の高級レストラン「Anzani(アンザニ)」。
知名度も高く、料理の美味しさはピカイチ。シェフはミシュラン3つ星レストランの料理長経験者という、セブに滞在するなら一度は訪れてみたいレストランです。
今回は、この高級おしゃれレストラン「Anzani」に行ってきたので(一人で笑)、お店の様子や、一人で行っても大丈夫なのか等、まとめてご紹介したいと思います。
Anzani -アンザニ-
[出典:http://anzani.com.ph/anzani/gallery/]
- 住所 :Panorama Heights,Nivel Hills, Lahug, Cebu City, 6000, Philippines
- TEL:(032)232-7375
- 営業時間:11:30~14:30 / 17:30~24:00(木~土の夜は翌1:00まで) 【ディナーは要予約】
- 公式HP:http://anzani.com.ph
- ジャンル:地中海料理
セブを代表する高級店というだけあって、外観も内装もこだわっています。
小高い丘の上にあるので、ちょっとシティからは離れますが、それでもタクシーで行きやすいのでアクセスには困りません。
基本的に人数が多い場合や、週末に行く場合は予約をしていった方が良いです。私は日曜の夜に行ったのですが、かなり空いていました。金土以外の日に行くなら予約の必要はなさそうです。
テラス席で美味しい食事と夜景を楽しむ
室内の席もキレイで良いですが、やはり気持ちがいいのはテラス席。団体用のソファー席や、カップルや友達同士にピッタリの2名席など、開放感があって雰囲気もバツグンです。
特にドレスコードなどはないですが、客層もある程度ちゃんとした人が多いので、タンクトップや短パン、ビーサンはちょっと相応しくないでしょう。
また、こちらワイン好きにも嬉しいお店。なんと1,000種類以上の銘柄がそろっており、ワイン愛好家にはもちろん、ちょっとお酒を飲みながら料理を楽しみたいときにピッタリです。
ランチタイムから営業しており、ディナータイムが24時/深夜1時までと、遅くまで営業しているのも特徴。遅い夕食や、寝る前にちょっと一杯飲みたい時にいいですね^^
デートにぴったりのAnzaniに女一人で行ってみた!
お店に実際に食べに行ってみたので、早速、料理や店内の様子をレポートしていきたいと思います。
今回、この雰囲気バツグンの高級店に”女一人で”、行ってみたらどんなものか、(何を血迷ったか)ちょっと好奇心で一人で行ってみました。
一人でしっとり飲むのもいいかな、と。
早速一人で店内に入って店員さんに「一人」と伝えると、ちょっと驚かれる(笑)幸いなことに、平日の夜で人も少なかったので、スムーズにかつフレンドリーに案内してもらえました。
これで、周りが友達同士やカップルだったらちょっと気まずかったかもしれません。。
行った時間が18時半くらいでまだ早かったので、好きな席に座ることができました。
明らかにカップルが好みそうな二人掛けに一人で座ってみます。
テラスのちょっと奥まった席だったので、店員さんが忙しい時はなかなか気付いてもらえなそうですが、プライベートな空間でゆったり夜景を楽しむにはピッタリの席です。
ちなみに、夜景がきれいと言われている「Anzani」ですが、実際の夜景は「そこそこ」です。(笑)
夜景を重視するなら、「Anzani」がある丘をさらに上に登ったマルコポーロホテルの最上階の「Blu Bar(ブルーバー)」や、さらに頂上まで登ったフィリピン料理レストラン「Lantaw(ランタウ)」の方が断然キレイです。
メニューはタブレットで見れる!
席につくとメニューを渡されますが、メニューがなんとタブレット!ハイテクですね。
夜のテラス席で照明もそんなに明るくないので、このメニューはよく工夫されているなと思いました。
ただ、文字が小さかったり、説明がなかったりで、ちょっと見づらかった・・・どんなメニューか詳細がわからず、決めるのにかなり迷いました。
メニューはパスタ・ピザといったイタリアンに、魚のメインコースなど、地中海料理を謳ってるだけあってシーフードも充実。リゾットもありました。前菜としてスープやサラダもあります。
ワインとピザを注文!
20分以上悩んだ挙句、ワインが美味しいお店と評判なので、ワインとつまみになりそうなピザを注文してみました。
ピザは結構大きくて、これだけで女性一人のディナーとして十分。おいしく頂きました。以下、ワイン・ピザそれぞれの感想。
ワイン:SWEET LIPS GOSSIP ROSE DOLCETTO & SYRAH 2012 AUSTRALIA
甘くて飲みやすいワインを聞いたら、これをおすすめされました。
結果、非常に飲みやすい!赤・白より飲みやすいロゼは爽やかな甘さで女性向け。デザートワインのような感覚で、お酒が弱い人でもいけます。
グラス一杯170ペソ(約380円)と、日本の格安ワインくらいの値段です。セブ価格では高く感じますが、日本の物価と比べたらとっても安いですよね。
ピザ:TOMATO FLATBREAD
shaves of smoked norwegian salmon with artichoke and caper berries
【ノルウェージャンスモークサーモンの切り身&アーティチョーク(野菜)&ケイパー(植物)の実】
スモークサーモンのピザが食べたくて決めた、トマトベースのピザですが、サーモンとトマト以外の食材が全くわからず(笑)
後から調べてみました。
- アーティチョーク・・・アメリカやヨーロッパではよく食べられている植物(野菜)
[出典:http://www.simplyrecipes.com/recipes/how_to_cook_and_eat_an_artichoke/]
↑こんな感じのちょっとキャベツみたいな野菜。朝鮮薊(チョウセンアザミ)とも呼ばれています。
- ケイパーベリー(実)・・・ケイパーという半つる性の植物のつぼみをピクルスにしたもの
[出典:http://linkstofood.com/blog/articles/42/caperberries-not-to-be-confused-with-capers]
↑ちょっとオリーブにも似たような、塩気が効いていておつまみにも合いそう。
食材を見てもわかる通り、お酒に合うちょうどいい塩気がたまらないピザでした。横長の平たいピザで食べやすく、8切れにカットされて出てきます。
生地はサクサク、トマトとチーズとサーモンをベースに、アーティチョークやケイプベリーの塩気が上手く合わさっています。ちょっとしょっぱいくらいの味が好きな人におすすめ。
値段は460ペソ(1,000円くらい)。セブでは高級ですが、日本価格なら格安です。
食べ切れなかったら、テイクアウトもOK!
女性一人だと、ピザ1枚も食べ切れない場合もあると思います。私も意外とすぐにお腹がいっぱいになってしまい、2切れほど残してしまいました。
でも残して帰るのはもったいないし、何よりも美味しいから次の日の朝ご飯にしたい!
ということで「Take out」といえば、専用の箱に入れて持ち帰り用にしてくれます。
次の日の朝食に、冷めててもおいしく頂けました^^
サービスチャージが請求額に含まれているのでチップは不要
ワイン&ピザで合計693ペソ(約1,500円くらい)。セブの相場でいったら高級なのに、日本円で考えると安いですよね。なんか得した気分^^
ちなみに、レシートをよくみると(画像は見づらくてすみません。。)【Subtotal(サブトータル)】の下に【Service Charge(サービスチャージ)】として10%分が含まれています。
これは本来チップとして払う金額が、既に請求額に含まれているということなので、プラスでチップを支払う必要がないということです。高級店に行った時は、たいてい請求額にサービスチャージが含まれているので、チップを払うべきか迷った時は、チェック(請求)を必ず確認しましょう。
結果:「Anzani」は一人でも満喫できるけど、やっぱり寂しい!
実際に女一人で行ってみましたが、雰囲気もよく、空いていたというのもあって満喫できました。
しかも、イベントか何かでちょうどテラス席から花火があがっているのが見えました。さすがに一人花火は予期していなかったので、ちょっと寂しかったです。一人で「きれーい」とか反応してもむなしいので、結構気まずかった(笑)
ワインもピザもおいしかったので、次回はデートや友達同士で来たいなーと切実に感じました。店員さんにも「なんで一人で来たの?」と数回聞かれました(笑)
まとめ
以上、フィリピン・セブの小高い丘にある高級レストラン「Anzani(アンザニ)」に行ってみたので、店内の様子や雰囲気、料理をご紹介しました。
料理も雰囲気もバツグン。キラキラの夜景ではないですが、開放感のあるテラス席ではゆったりとした時間を過ごせます。
一人で行くなら、週末を避けて空いている平日が必須。ただ、やっぱり友達同士やカップルで行くのがおすすめですね。
是非、セブ滞在中に一度訪れてみてはいかがでしょうか?^^