カナダへのワーホリを決めた!でも、どの都市が良いのかわからない・・・
そんな迷えるあなたに、今回は、カナダ・ワーホリのオススメ都市を7つご紹介したいと思います。
もちろん良い面悪い面あるので、個々に合った目的に合わせて場所決めを行いましょう。
【1】Vancouver(バンクーバー)
ダントツ人気、カナダ西部ブリティッシュコロンビアにあるバンクーバー。世界で最も住みやすい都市としても知られています。
特に夏は湿気がなく涼しいので、夏休み中の留学地として最適。
日本人留学生も非常に多いので、初めての留学という方でも安心です。
おすすめポイント
語学学校多数。初めての海外留学に最適
語学学校も多く留学生も多数在住しており、日本人カウンセラー在籍の学校も多いので、安心して英語を学ぶ上では申し分ない環境。
利便性バツグン
ダウンタウンエリアは比較的コンパクトで歩きやすい上に、生活に必要なものが手に入る場が全て揃っている。(バンクーバー五輪後、さらに便利になりました)
自然が多くのんびり
必要なものはダウンタウンにそろっていますが、ちょっと郊外へ出れば自然がたくさん。都会過ぎず、利便性の中にものんびりした雰囲気が魅力です。
注意点
難点としては、アジア系人種の割合が多く、日本人留学生もかなり多いので、英語漬けになるのが意外と難しいこと。
街を歩いていて、すれ違いざまに日本語が聞こえてくることもよくあります。
また、バンクーバーは冬は雨の日がかなり多く、”レインクーバー”と呼ばれているほど。朝から雨の日があまりにも続くとちょっと気分が滅入ってしまうかもしれません。
【2】Toronto(トロント)
様々な人種が入り混じる、カナダ東部オンタリオ州にあるトロント。カナダ最大の都市と呼ばれています。
ビルなど高い建物が多く建ち並ぶ大都会で、チャイナタウン・コリアタウン・グリークタウン・リトルイタリーなど様々な文化が入り交じる飽きない都市です。
国際色豊かな環境で留学やワーホリを経験したい方におすすめの環境です。
おすすめポイント
語学学校点在。英語環境が作りやすい
バンクーバー同様、語学学校が多く、学校や時期によっては日本人比率が少なく、英語学習に集中できる。
飽きない大都市
トロントのダウンタウンは、他都市と比べてダントツの規模。
オフィス街があったり、ショッピングモールがあったり、バスや地下鉄などの公共交通機関も整備されていて不自由なし。
職種もチャンスがたくさん
英語力によりますが、やる気とタイミングが合えば、様々な職種に挑戦できる環境。
飲食店はもちろん、他業種でも、現地の人と一緒に働くことで、ワークビザ取得&滞在延長のチャンスも!
注意点
カナダ全体で言えることではありますが、トロントは冬がとにかく寒くて長いです。10月下旬からだんだん気温が下がり、1~2月が寒さのピークでマイナス10℃以下。
体感温度はマイナス20℃の日も。3月下旬もしくは4月中旬まで寒さが続くため、半年以上は寒さに耐え忍ぶことになります。
また、大都市ならではの慌ただしさも難点。トロントのダウンタウンは、人で溢れており、ラッシュアワーの地下鉄やバスは大混雑。
人々も忙しなく毎日働いているので、バンクーバーと比べてノンビリゆったりした雰囲気はあまり感じられないかもしれません。
【3】Montreal(モントリオール)
カナダ東部・ケベック州最大の街モントリオール。
カナダで2番目の規模を誇る大都市であり、フランス語と英語の2つが公用語として指定されているのが特徴。
英語だけでなく、フランス語にも興味がある方におすすめです。
おすすめポイント
英語とフランス語を学べる
英語だけでなくフランス語を学ぶことができるので、英語の次に第2外国語としてフランス語を学びたい人にぴったりの環境です。
日本人比率が低い
バンクーバーやトロントに比べて日本人留学生・ワーホリが少ないので、日本語に触れずに英語やフランス語に集中できるでしょう。
ヨーロッパのような美しい建築物
フランス文化の影響を強く受けているモントリオールは、ヨーロッパのような街並みが特徴的。
石造りの歴史的な建物など、カナダの他の都市では見られない、美しい建築物に囲まれて過ごすことができます。
注意点
トロント同様、寒くて長い冬に覚悟しておかなければなりません。12月から3月の平均気温は氷点下が当たり前。
しっかりとした寒さ対策が必須で、寒いのが苦手な人には苦しい1年間になるかもしれません。
また、ワーホリ中、モントリオールで仕事を探す場合、接客業などではフランス語力が必要な場合が多いです。
英語だけでなく、フランス語も求められるので、英語もフランス語も完全初心者という方にはハードルが高いかもしれません。
【4】Victoria(ビクトリア)
カナダ西部・ブリティッシュ コロンビア州にあるビクトリア。
同じくブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーに比べると小さな街で治安が良いのが魅力です。
のんびりと平和に留学生活を送りたい方におすすめ。
おすすめポイント
冬でも温暖な気候
冬の寒さが厳しいカナダの中でも、ビクトリアは冬でも零度を下回ることがない温暖な気候で有名です。
カナダに留学したいけど、寒いのが苦手・・・という方にもぴったりですよ。
小規模でアットホームな雰囲気
バンクーバーやトロントなどの大都市に比べて小規模でアットホームなビクトリア。
学校も小規模のところが多いので、マイペースに勉強に集中することができます。
シニア世代が多く治安が良い
ビクトリアはリタイア(定年)後に移住してくる人が多く、シニア世代が多く暮らしています。
落ち着いていてフレンドリーな人が多く、街全体的に治安が良いので安心ですね。
注意点
小さな街なので、大都市に比べて学校や仕事の選択肢が少ないのが難点。
語学学校の数も少ないので、条件や希望にピッタリ合う学校を見つけるのが大変かもしれません。
また、ワーホリで仕事を見つける際も、求人の選択肢が少ないので、語学学校はビクトリアで、学校卒業後はバンクーバーで仕事探しという方も多いです。
また、小規模でアットホームだからこそのデメリットは田舎であるということ。
イベントや出会いなども少ないので、楽しいことや刺激を求める人は途中で飽きてしまうかも。
【5】Calgary(カルガリー)
カナダ西部・アルバータ州にある最大の都市、カルガリー。
同じくカナダ西部のバンクーバーやビクトリアに比べて日本人が少ないのが特徴。
なるべく日本語に触れず、集中して英語を学びたい人におすすめです。
おすすめポイント
他都市に比べて物価・税金が安い
カルガリーは物価や税金が他都市に比べて安いのが特徴。
語学学校の費用も割安なので、リーズナブルに留学・ワーホリしたい人にありがたいですね。
また、消費税も5%と安いのが特徴です。(バンクーバーは12%、トロントは13%)
英語に集中しやすい
バンクーバーやトロントに比べて日本人が少ないので、日本語を話す機会を減らし、英語学習に集中することができます。
自然が豊かでロッキー山脈に近い
カルガリーは高層ビルの建ち並ぶ都市でありながら、ロッキー山脈の玄関口としても知られています。
カルガリーからカナディアンロッキー最大の町バンフまでは、車で約1時間40分。週末旅行でロッキー山脈ツアーにも行きやすいですね。
注意点
カルガリーは、夏と冬の寒暖差が激しく、夏は20度以上と過ごしやすいものの、冬はマイナス20度を下回ることもあり、防寒具が欠かせません。
また、日本人が少ないので、ある程度の英語力がないと職探しやコミュニケーションに支障が出る可能性があります。英語が完全に初心者という方には、厳しい環境かもしれません。
【6】Whistler(ウィスラー)
2010年のバンクーバーオリンピックで様々なウィンタースポーツの舞台になったウィスラー。
カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーの北側に位置しています。
ウィンタースポーツ好きにはたまらない美しい観光地で、英語を学びながらスキーやスノボを楽しむことができます。
おすすめポイント
1年を通して楽しめるアウトドアリゾート地
スキー・スノボに最適と言われているウィスラーですが、ウィンターシーズン以外にもアクティビティが盛りだくさん!
夏にはカヌーや乗馬なども体験できます!
比較的、街が大きい
同じくウィンタースポーツや美しい自然が多いバンフ等と比べて、比較的街の規模が大きいため、お店も豊富。
アクセスが便利
バンクーバーからバスや車で約2時間というアクセスの良さ。
2時間程度でバンクーバーに遊びに行けるという利点は大きいですね!
注意点
やはり観光地というだけあって、いざワーホリで来ても就ける職と言ったら、お土産屋さんやハウスキーピングなどの職種に偏りが出てしまうでしょう。
選ぶ種類が少ない上に、時期を間違えると求人が一切ないなんてことも。
また、毎月、毎週のように何十人、何百人もの留学生やワーホリが出入りする、バンクーバーやトロント等の大都市に比べたら、人との出会いの機会が少ないのも難点。
なるべく多くの人と知り合いたい、いろんな国の友達がたくさん欲しいという人は、大都市の方が合っているかもしれません。
【7】Yellowknife(イエローナイフ)
カナダで美しいオーロラが見える場所と言えばイエローナイフ。
厳しい寒さが容易に想像できますが、日本人のオーロラ観光スポットとして有名なので、日本人旅行客向けのツアーガイドの仕事など、ワーホリ滞在者が活躍している場でもあります。
おすすめポイント
日本人が働きやすい
イエローナイフの街自体は大きくないものの、日本人のオーロラ観光客が多いので、ガイドの仕事や飲食業で働くことができます。
求人によっては住み込みで働けるところもあるので、寒いのが大丈夫な日本人なら意外と職に困らないかもしれません。
高い給料の仕事がある
時期や求人にもよりますが、アルバイトや有給インターンシップなどで時給$12以上の仕事もあるようです。
大都市と違って高いお金を使う機会もそんなにないので、出費を抑えて暮らすこともできるでしょう。
オーロラが何度も見られる
短期旅行の場合、運やタイミング次第で結局オーロラを見ることができなかったなんて悲報も。
しかし、イエローナイフに滞在していれば、滞在中に何度もオーロラを見るチャンスがあります。
壮大な自然を体全体で感じることができる経験になりますよ。
注意点
ワーホリ中にピンポイントでオーロラを見たいからイエローナイフに行く!という人はいいのですが、イエローナイフには語学学校がないので、1年間ずっと滞在するには向かないでしょう。
ツアーガイドの求人数は、シーズンによって大きく変動するので、まずは他の都市で語学学校に通いながら、ネットで求人を探し、仕事が見つかってから移動しましょう。
まとめ
以上、カナダ・ワーホリのオススメ、7都市をご紹介しました。
1年間のワーホリ期間を上手く使って、都市を移動して気分転換をしたり、新たな挑戦をしてみるのもアリかと思います。
生活面・英語面・仕事面など、住む場所の決断には人それぞれもちろん優先順位があると思いますが、バランスよく楽しい生活が送れるのが1番ですよね。参考にどうぞ!