たくさんの新しい経験をして、世界中に友達ができて、英語も少しだけ自信が持てた。留学は人生の中で素晴らしい経験としていつまでも記憶に残ることでしょう。
でも、ちょっと待って!
そんな充実した留学生活が終わった後、日本に帰ってきて気付けば半年、一年、二年・・・せっかく留学で培った英語力キープできていますか?
あんなに大変な思いをして、お金をかけて、時間をかけて習得した英語、久しぶりに英語を使ったら全然しゃべれない・・・これは留学経験者に非常によくあることです。
英語力に本当に差がつくのは留学後!そこで、留学後に英語力を低下させないために知っておきたい、日本でできる学習法をご紹介したいと思います。
【現実】母国語の割合が増えると、自分でも驚くくらいの速さで英語力が低下していきます
悲しいですが、事実です。受け止めましょう。どんな人間にも言えることです。
丸々1年かけて留学して英語を勉強しました
⇒ビギナーから、なんとか自分が言いたいことをある程度英語で言えるレベルまで上がりました
⇒その後、日本に帰ってきて日本語中心の生活をして半年が経ちました
⇒あっという間に英語力は留学前に戻りました。
留学あるあるです。これでは、一体なんのためにお金と時間と労力をかけて留学にいったのかわからないですよね。
それでは、もう一度留学に行ったり海外に住む予定はないけど、日本にいながらなんとか英語力をキープするためには一体どうしたらいいのでしょうか。
留学後、英語力維持に効果的な勉強法6選
それでは、早速留学後も日本で英語力維持ができる効果的な勉強法をご紹介したいと思います。
- 英語手帳
- 通販教材
- オンライン英会話
- 英語を使うバイト・仕事
- アプリ・ネット・ラジオを使って英語を聞く
- 外国人の友達をつくる ⇒大都市に出てみよう
以下詳しく見ていきましょう。
①英語手帳
▶️:英語手帳
こちらは、留学前の勉強法でもご紹介した「英語手帳」。普段スケジュール管理や日記帳として使っている手帳を、この「英語手帳」に変えてみませんか?
こちらは留学前~留学中~留学後まで続けて使い続けていくのがおすすめ。この手帳の冊数イコール英語学習の期間ととれるので、わかりやすいですよね。
文法や正しい英語を書こうとする必要はありません。知っている単語を並べるだけでもいいです。自分しか見ないのだから、自分がわかればいいんです。
- 1日1単語が書いてある⇒これを使って英文を自分で作ってみる
- 英語の名言が書いてある⇒気に入ったフレーズはそのまま暗記
- 自由に書けるフリースペース⇒英語の日記や予定のメモに活用
- 左側の単語を使ったUseful Phrase⇒単語の使い方の例がわかる
英語手帳の機能を上手く使って、日本にいながらも手帳の中ではひたすら英語を使ってアウトプットの機会を増やしましょう。
②通販教材
英語学習のための通販教材は数えきれないほどたくさんあります。費用は高いのに、効果はそんなになくて結局続かなかったという声も。
通販教材のメリット
- 自分の都合が良い時にできる
- 有料なのでやらなきゃというモチベーションになる
- 学習メソッドに頼ることができる
通販教材に関しては個人の性格や好み、状況が大きく影響するので、まずは自分に合うものを見つけることが大切です。
教材のメリットとして1番大きいのは、3つ目の決められた学習メソッドに頼ってとりあえず言われている通りにやってみることで、ある程度の達成感や成果を得ることができること。
レッスンと違って、時間にとらわれずに納得がいくまで理解を深めることができます。
アルク ヒアリングマラソン
▶️:ヒアリングマラソン
英語教材の王道ともいえる「アルク」の中でも人気No.1講座「ヒアリングマラソン」。
内容としては、中級~上級者向けです。オーディオ教材とテキスト教材の両方を同時に使います。非常に特徴的な英語の音声と、興味深いトピックを合わせた、聞き応えのあるものばかり。
実際、自分がやってみた方法としては、一度はテキスト教材とオーディオ教材を合わせて、日本語訳にもしっかり目を通して何を言っているかを理解しました。その後はひたすらオーディオ教材です。車の中でずーっと聞いています。
同じことを繰り返し聞くので、もう次にどのトピックが来るのかも覚えました。言っていることを真似して言えるようにもなりました。スピーカー特有のしゃべり方のクセや、英語のなまりもおもしろかったです。
⇒アルクのヒアリングマラソンを実際に試してみた!その効果は?
③オンライン英会話
通販教材に引き続き、ネット上で有効利用してもらいたいのがオンライン英会話。実際に多くの人が日本にいながらオンライン英会話を使って英語のスピーキングの練習をしています。
オンライン英会話のメリット
- 英語学校に通うよりも料金が安い
- 自分の都合の良い時間にできる
- 英会話・スピーキングの練習ができる
オンライン英会話の一番の特徴は、比較的安い金額でスピーキング練習ができることですね。日本に帰ってきてから真っ先に落ちるのは英語のスピーキング力です。
このスピーキング力を効率よく維持するために、オンライン英会話を有効活用しましょう。
リーズナブルなオンライン英会話はフィリピン人講師が担当していることが多いです。一言にオンライン英会話といっても会社・学校はたくさん。その中でも質の良いところを選ぶことが大切です。
④英語を使うバイト・仕事
留学後に英語力をキープするためには、日常生活の中でいかに多くの時間を英語を聞いたり使ったりする時間に割けるかが大事。
そして私たちの生活の中で必要不可欠なものといえばお金。お金を稼ぐために必要なのは仕事。必然的にこの仕事の時間が1日の多くを占めますよね。
だったらこの仕事と英語を結び付けてしまえば効率が良いという話です。
もちろん、仕事というの今後数年の人生設計に大きく影響するものなのでそう簡単には決められないですが、専門分野がなかったり、思い切った異業種に転職を考えているなら、英語を使えるグローバルな職場に飛び込んでいってもいいかも。
バイトならさらに簡単。外国人が多い飲食店やホテル、ツアーガイドなど、オプションはたくさんあるはずです。
しかし、一言に英語を使う仕事といっても、職種は様々。希望の仕事だと思っていたのに、いざ入ってみたら事務仕事ばかりで、英語を使うのはメールや書類ばかり。スピーキングは衰えていく・・・そんな人も多いです。
自分に合った英語を使う仕事を見つけたいなら・・・求人紹介サイトを活用!
- リクルートエージェント
- アルファリゾート
- ツアーコンダクター
- 翻訳者ネットワーク
⑤アプリ・ネット・ラジオを使って英語を聞く
教材を買ったり、英語クラスに通う時間やお金はないけど、英語に触れていたいならアプリやネット、ラジオなどを使ってプライベートな時間に耳に入ってくるものをなるべく英語にしてみましょう。
例えば、iPodで音楽やラジオを聴いている方は、ポッドキャストなどで外国のラジオや番組をダウンロードして通勤時間などを利用して英語を聞きましょう。
家のパソコンをテレビ代わりにYOUTUBEなどを使って海外のドラマやバラエティーを見てみましょう。
⑥外国人の友達をつくる ⇒大都市に出てみよう
やっぱり何よりも効果的なのは、日本にいながらまるで留学しているかのような環境を自分で作り出すこと。
日本にはたくさんの外国人がいます。短期で留学やワーホリに来ている人もいれば、仕事で長く住んでいる人まで、本当にたくさん。
でもたくさんと言っても、日本全国に散らばっているわけではなく、いるところは限られているのが現実なのです。
英語を話す外国人が多いのは・・・東京・大阪・福岡などの大都市、米軍基地の規模が大きい神奈川や沖縄。英語学習や留学環境を作り出すためには、こういった外国人が多い地域に行ってみる、住んでみるという選択肢もあります。
仕事の関係でどうしても移動が難しい方なら、短期休暇を利用して旅行ついでに大都市での国際交流イベントに参加してみたり、外国人が宿泊しているゲストハウスやホステルに泊まって交流してみたりしましょう。
まとめ:語学はスポーツと同じで継続が命
最後に、言語学習をする上で覚えておいてほしいこと。語学は継続が命です。(何にでも言えることかもしれないですね)
- 1年、2年留学すれば、海外に住めば英語が話せるようになる?⇒NO!
- 10年間日本にいながらも英語をなるべく使う生活をする⇒YES!
つまり、10年でも続けられる勉強方法を探すことが大事。自分が楽しいと思える方法、やりがいを感じる方法を見つけ出すことが大切なのです。
今回紹介した勉強法を参考に、自分に合った、楽しい面白いと思える方法で英語学習を続けてみて下さい!