外国人旅行客も多い日本ならではの雰囲気漂う旅館での接客。
今回は、旅館でのおもてなしに使える接客英語フレーズをご紹介したいと思います。
チェックイン・チェックアウトのフレーズは、ホテルと同じなので、以下の記事も参考にどうぞ。
【1】旅館でのルールについての説明で使えるフレーズ
まず最初に、旅館での簡単なルールに関して使えるフレーズを見ていきましょう。
ちなみに旅館は英語で、Ryokan, Japanese style innで通じるでしょう。
Please take your shoes off at the entrance.
「玄関口で靴を脱いで下さい。」
日本人にとっては当たり前のことですが、日本に慣れていない外国人にとってはとっても不思議なこと。悪気もなく靴のまま入ってきてしまうので、
“This is a Japanese style inn, so could you take off your shoes here?”
「ここは日本式のホテルなので、ここで靴を脱いで頂いても宜しいですか?」
と丁寧に説明してみてもいいですね^^。
Please put on these slippers inside the building.
「館内ではスリッパをご利用下さい。」
Please don’t step on the tatami floor with your slippers on.
「スリッパで畳の上にのらないで下さい。」
【2】館内施設の案内やサービスについて伝えるフレーズ
次に、旅館内の施設案内や、サービス、食事などについての基本フレーズを見ていきましょう。
There is a public bath / hot spring on the first floor.
「大浴場は1階にあります。」
大浴場はそのままDaiyokujoやOnsen(Hot spring/spa)で通じることもあります。
ちなみに銭湯はPublic bath、温泉はHot spring/ Spa、大浴場も同じような英訳で通じることもあります。
“It is not for private use, guests share it.”
「個室ではなく、お客様同士シェアします。」
上のように少し説明を加えてみてもいいかもしれません。
There is also an open-air bathes called Roten-buro.
「露天風呂のご用意もございます。」
Public baths(Large baths) for men and women are separated.
「大浴場は男湯と女湯で分かれています。」
Dinner will be ready at 7 pm in a dining area on the first floor.
「夕食は7時に1階の食堂までお越し下さい。」
Would you like to dine in your room?
「夕食はお部屋でお召し上がりになりますか?」
お部屋で夕食・朝食を食べることができるのも旅館の大きな特徴。部屋か食堂かお客様が選べる場合は、予め確認しておきましょう。
We will come to your room to prepare the futons later.
「後ほど、布団を敷きに参ります。」
こちらも旅館ならでは。「ベッドがないけど、どこで寝ればいいんだ?」と戸惑っているお客様に一言伝えましょう。
布団は英語でFutonまたはJapanese-style bedding、わからなければblanketでも意味は通じるでしょう。
Breakfast will be ready at 7 am tomorrow morning.
「朝食は明日の朝7時となっております。」
We will bring your breakfast to your room at 7 am.
「7時にお部屋に朝食をお持ち致します。」
You can wear Yukata for pajamas, but you can also go out of your room wearing it.
「浴衣はパジャマとしてご利用頂けますが、浴衣を着たまま部屋の外に出て頂いても構いません。」
まとめ
以上、旅館でのおもてなしに使える接客英語フレーズをご紹介しました!
日本式旅館でのホスピタリティーは外国人からの評価もかなり高く、誰もが特別な気分になれます。今後、さらに多くの外国人旅行客に満足してもらえるように、日本式旅館の魅力を広めていきましょう。