コミュニケーションが基本となる接客業。日本語でも大変なのに、日本語が話せない外国人のお客さん相手だったらいったいどうすればいいの?
今回は、接客業界においてこれだけは覚えておいてほしい基本フレーズを5つご紹介したいと思います。
1. こんにちは!
日本で習うこんにちはの英訳は「Hello」ですが、実際に英語圏の国でよく耳にするのは・・・
“Hi, How are you?”
間違いなく↑こちらでしょう。
“How are you?”はもはや質問というより、「元気?」のように挨拶の一部として使われています。
How are youに対しては特に形式にこだわって返す必要はなく、むしろ相手もさらに疑問でかぶせて”How are you doing?”、”How’s it going?”などと返してくることが多いので、”Good, thanks!”、”Great, thanks!”とさらっと流しましょう。
日本語での接客ではまずは「いらっしゃいませ」から始まりますが、英語では「こんにちは、元気?」から始まるのが自然です。
最初の店員の挨拶や対応でお店の印象もだいぶ変わるので、初めの挨拶を忘れずに心がけてみましょう。
2. いらっしゃいませ
日本語の接客では1番馴染みのあるフレーズ。直訳は「Welcome!」ですが、これも英語としては不自然・・・
How may I help you?
これが1番よく使われる表現です。直訳では「どのようにお手伝いしましょうか?」になります。
【例】カウンター接客時
“Hi, next person in line, how may I help you?”
「次にお並びの方どうぞ!いらっしゃませ!」
【例】デパートなどの店内で声をかけられた時
“Excuse me, can I ask you something?”
『すみません、ちょっとお聞きしたいのですが・・・』
―”Sure, how may I help you?”
「もちろん、どうしました?」
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3. 何かお探しですか?
アパレル、雑貨屋、百貨店など商品が多い店内で何かを探していそうな人を見つけたら、声をかけてみましょう。
Are you looking for something?
in particular(特に、具体的に、格段)を足してもOK◎
Are you looking for something in particular?
「何か特別お探しのものはございますか?」
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4. お手伝いしましょうか?
“How may I help you?”とはまた違ったニュアンスで、何か手伝いが必要かどうか尋ねる時に使えるフレーズです。
Do you need any help?
例えば、明らかに「何かを探している」、「困っている」、「道に迷っている」、「荷物が多い」お客さんを見かけたら、気軽に声をかけてみましょう。
応用編として、”Please let me know if you need any help.”(もし何か手伝いが必要なら教えて下さい。)
5. 何か質問はありますか?
カウンター接客時、特に商品について何かを説明したあとに一言、ご不明点がないかどうか確かめる時に使えるフレーズです。
Do you have any questions?
応用編として、”Please let me know if you have a question.”(何か質問があれば教えて下さい。)
まとめ
以上、接客業界においてこれだけは覚えておいてほしい基本フレーズを5つご紹介しました。
1. こんにちは!・・・”Hi, how are you?”
2. いらっしゃいませ・・・”How may I help you?”
3. 何かお探しですか?・・・”Are you looking for something?”
4. お手伝いしましょうか?・・・”Do you need any help?”
5. 何か質問はありますか?・・・”Do you have any questions?”
接客以外でも使える基本フレーズなので、是非5つ全て覚えておいて、日常の会話の中でどんどん使っていきましょう!
参考にどうぞ☆